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2015年6月13日 (土)

サッカー部の人々

水曜日の職員会議で、サッカー部の卒業生の連歌が来年度の教科書に載ることになった報告がありました。

これは、外部から宇宙航空エンジニアの山中勉氏を国語科の教諭が招いて行った授業の中で、作った連歌です。

2011年の震災のあとに、女川の中学生と本校の生徒が連歌を作りました。

短歌の最初の5・7・5を女川の中学生が作り、本校の生徒は後半の7・7を作るという授業でした。

その中で作られた連歌が次年度の国語の教科書に載ることになりました。

「弟と 久しぶりの 大ゲンカ (女川)

  ケンカするって 幸せなんだ (東京(昨年度サッカー部卒業生HM))」

「みあげれば がれきの上に こいのぼり(女川)

  未来への川 上り続ける(東京(昨年度サッカー部卒業生KF))」

また、この連歌は本となり、出版されています。

もし、ご興味あれば本屋さんへ!

「みあげれば がれきの上にこいのぼり…」山中 勉 氏 編著

さて、みなさんならどんな連歌を作りますか?!

そして、この連歌に載ったサッカー部の前部長HMと木曜日に大学で会いました。

大学の説明会に行った際に、大学で会うことができました。

私の母校に受かり、そこに行くはずだったのに…、最後の最後でもう一つ大学に合格し…、決めた進路は私の母校!ではなく、最後に受かった大学でした笑!

6年間担任をし、サッカー部でともに過ごしたのはなんだったのだろうと笑える結末でしたが、人生だから面白い!と思いながら、今年の高校3年生もどんな進路を決めてくれるのだろうと、また熱くなることができました!

現在のHMの状況は…、「頑張っているって書いといてください!」と言われたので、頑張っているようです!と書いておきます。

後輩の選手のみなもこの先輩の偉大さは知ってはいるので、頑張っていると書くとやっぱり頑張っているんだぁと思うと思います。が、後輩から呆れられて、見捨てられない程度に大学生活を楽しみ、時には頑張ってほしいと思います!

それにしてもやはり、人と人とのつながりは色々なものがありますが、やっぱり本気でなくっちゃって思いました。本気であれば、相手にもいつか伝わるだろうし、その時がよければいいという関係ではなく、本当に相手のために何ができるかということを考えて、本気になれる人間関係を一人でもいいから育んでいきたいものです。

そう感じることができたのは、この国語の教科書の連歌や卒業生と会ったことで、そう思いました。

まだまだ努力が足りないのは私なので、もっともっと本気になっていきたいと思います。

明日の試合もこういう先輩たちの思いを思い出しながら、選手と一緒に戦っていこうと思います!

もっともっと本気にならないとって思います!