W杯準優勝!
W杯が終わりましたね!
夜中のスポーツニュースを見て、うちの選手にも考えて欲しいことを書こうと思いました。
考えて欲しいというより、感じて欲しいこと、体験してほしいことという方が正しいかもしれません。
さて、今大会の結果みなさんはどのように感じているのでしょうか?
個人的にはすごいと思っております。
アルガルべカップのあとのW杯。そこから見るとすごいことです。
サッカー部の顧問をしていると、近くの先生方に予想はどう?と聞かれます。
私は実は…書きづらいですがオーストラリア戦で厳しいと思っていましたし、決勝がアメリカとの戦いとなった時点で周りの先生方に聞かれて、大敗という予想をしてしまっていました。
理由は色々ありますが、オーストラリアはボールは支配できるが、おそらくカウンター一発の対応がきびしいだろうから、0-1の敗戦の可能性が高いと感じてしまいましたが、暑さのおかげもあり、オーストラリアの選手の体力消耗が激しく、カウンターも日本はうまく対応でき、失点せずに逆に点を取れました。
ただ、アメリカはパワーだけでなく、4年前の敗戦からパスまわしの戦術にも取り組んでおり、そうなると日本は厳しいだろうと思っていました。強いアメリカがうまさまで持ったら日本は厳しいだろうと。
やはりこの大会では、他の国の方が力としては上だったと思いますが、日本はなでしこらしさで強豪国にも勝利し、決勝までいったと感じています。
さすがに決勝では厳しかったですが、うちの選手にはなでしこが当たり前のように決勝に残ったと思って欲しくはありません。
選手に感じて欲しい一つ目のことは、勝利のためにどのような準備をしてきたのかを見て欲しいです。どうしても試合などしかみませんが…。
選手たちは必死な練習に耐え、試合に望んでいるということです。そして、そのことが大会後の選手のインタビューからも伝わってきます。
たくさんの練習とともに、たくさんの人の思いを感じているからこそのあのようなインタビューになるのでしょう。
また、コメントの中でも選手によって差があることを感じて欲しい。
どうすればもっと成長するのかを考えている選手の発言は単に試合の感想で終わっていないように感じました。
ぜひ、そういう部分を見て欲しいですね。
うちのサッカー部は確かにきついかもしれませんが、やはりだからこそ味わえるものがあります。もちろん、それはいいことばかりではありません。
苦しい中で身につけられるものあります。今時、古いとか間違っているのかもしれませんが、そう指摘をされる厳しさ苦しさとは違うと思っています。
苦しいからこそ、試合に勝ちたいう思いが芽生えるし、仲間のことも考えられます。
そして、自分たちより強い相手に勝つことを目標にしていく!
私は今のうちのチームで一番できるようになってほしいことは、自分たちよりも少し強い相手に対してどのように勝つか!ということです。
そういう意味ではなでしこはそれを見せてくれたと思っています。
そこから何を実感し、感動し、どう動くか!これが私の造語「実感動!」。
それを感じて動ける人になるために、試験明けからまた頑張りましょう!
とにかく、なでしこJAPANはすごいです。
準優勝おめでとうございます。
うちも頑張ろう!