皇后杯予選
皇后杯予選は成城学園に1-6という大差で敗退し、あっけなく終わりました。
この試合の前にはボランチの3年生がけがで離脱。
やりたかったサッカーができずに、DFに中学生を入れて、ポジションをずらして、試合に臨みました。
相手のほうが力が上だということは承知の上で、その中で得点のチャンスをどう作れるか、試合の中で選手が考えて、チャレンジしてほしい試合でした。
試合が始まり、そこまでの力差はないものの、相手のキープレーヤーを抑えるという発想にいたらない共立の選手。
なんとなく裏をつかれるのが怖くてサイドの選手の位置が低く、バックはセンターバックに寄りすぎ、ボランチも低くなり、相手のボランチとの距離が生まれ、相手のボランチが持ってから、うちの選手がアタックしにいき、引き出されたところを結局裏を取られたり、ボランチがそれをびびっていかなければミドルを打たれるという悪循環。
私が指示をして修正することは簡単でしたが、自分たちで気づいて修正できるかを見ていました。
しかし、修正どころか全くどうすればいいのか気づく以前に考えられていない…。
結局のところ、サッカーについて考えるという習慣のない選手たちに、試合中に修正することは不可能で、もっと言えば、がむしゃらに戦うことはもっと無理なわけで…。
私の日々の指導力不足を反省しました。
結局のところ、前半は0-1でしたが、後半の途中から選手を変えて、無理やりにでも攻撃のやりたいことをやろうとしましたが、代えようとした直前に、また選手が負傷…。
もう、そのまま穴を埋める交代しかできずに、残りは耐えるだけになりました。
自分たちのミスでの失点も重ね、相手は交代をフルに使い…。
正直、この時期のサッカーとして、一番残念な戦いで終わってしまいました。
高校3年生として最後の大会に臨むという姿勢が感じられない選手たち…。
気持ちは自分たちの中では上がっていたのでしょう。しかしながら、自分たちの中だけでは不十分なことも多く…。
このあとどうするか考えたいと思います。
今日は長野の塩尻志学館、東久留米総合が来て練習試合になります。
人数が足りませんが、やるしかありません。