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2020年4月26日 (日)

本当ならば!

本来ならインターハイ予選1回戦のはずでした。

共立は例年会場提供をしていて、ほかのクラブもこの時期は大会をやっているので、グランド・コートは大人数になりますが、今日は誰もいませんでした。

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グランドを軽く1周すると気持ちのいい、絶好の大会日和だなぁと感じました。

さて、選手たちはサッカーのトレーニングも勉強もしてくれていることだろうと思います。

私もさらに1年間サッカーをたくさん見るべくDAZNを1年更新しました。

昔のサッカーを見てみると、サッカーはどんどん進化していると感じます。

一方で、昔の中でもいい要素はたくさんあることを感じます。

私自身も共立を指導していて、スタート時よりサッカーをきちんとやることを意識させてきましたが、経験者多い時よりも、少ない時のほうがよりサッカーを丁寧にやる姿勢を求めていることにも気づきました。

経験者が多いと、個の力量に頼れば、ある程度サッカーは成立します。しかし、経験者が少ない時には、経験者のこの力に頼ることもそうですが、それ以上にサッカーの質にこだわりを持たないと、サッカーというのは、フィジカルを鍛えるスポーツと感じて、本当の面白さに行きつかないこともあります。

それではサッカー全体としては限りがあります。もちろん、個人のフィジカルは鍛えていかないといけませんが、それ以上に基礎的な練習のレベルを上げないとサッカーがうまく、面白くはならず、頑張ってもうまくいかない日々が続きます。

サッカーはあくまで勝ち負けがつくスポーツですが、勝ち負けとは別に、自分たちがやってきたことがうまくいくかいかないかを感じることもできるスポーツです

そういったことを感じられるようになるために、日々のトレーニングを追求したいものです。

まだまだサッカーがみんなでできませんが、それぞれ準備は継続してください。

でも、今は普段できないフィジカルを鍛えることも個人でできることの一つです。

フィジカルコンタクトがない中でのフィジカルトレーニングになりますが、技術的なことも、頭も、同時に鍛えて、部活の再開に備えてください。

私はまた走らない日々になりつつあるので、走るように意識したいと思います。