４月下旬は毎年恒例の野草の会が行われます。
今年もメニューは天ぷらと餃子です。
天ぷらにはタンポポ、ノゲシ、タラノメ、シロツメクサ、ハハコグサ、ヤブガラシ、サンショウなどを使いました。
部員がたくさんいるので多くの野草を集めておきました。
天ぷらを揚げるのは初めてという中学１年生も挑戦しました。
怖がることもなく手慣れた感じで天ぷらを揚げていました。
餃子をつくるのは手間がかかりました。
まずはタンポポをみじん切りにします。
ノビルの葉の部分を取り除きます。
これが特に手間がかかるところなのですが、部員が多いのですぐにできました。
タンポポとノビルにキャベツとひき肉を混ぜました。
餃子の皮で包みます。
焼いて出来上がりです。
ノビルとタンポポの独特の香りと味でとてもおいしかったです。
多くの先生方にも来ていただき、にぎやかな雰囲気で過ごせました。
毎年行っている学校内の野草を使って料理する「野草を食べる会」に向けて野草を採りました。
今年は野草の種類が少なく、いつもかき揚げにするシロツメクサもまだ成長しきっていませんでした。
暖かい日が続いていますが、季節は少し遅いのかもしれません。
中庭のシロツメクサとタンポポの葉を採りました。
部員数が多いので、量はたくさん採れました。
生物室にもどって確認作業です。
自分たちの口に入るものなので慎重に作業をしました。
ソメイヨシノが終わり、学校内にはヤエザクラがたくさん咲いています。
ヤエザクラの花は塩漬けにすると美味しくいただけます。
っということで、今回はサクラの花を塩漬けにしました。
ヤエザクラ（フゲンゾウ）の花を集めました。
気をつけないと中に虫が入っていることがあるので、慎重に見分けました。
食塩と少量の酢を入れて全体に広げていきます。
数日後、乾燥させて出来上がりです。
部屋の中はサクラの良い香りで包まれました。
この塩漬けで何をつくるか今後検討します。
学校ではこの時期にタケノコ堀ができます。
授業でタケノコ堀が行われる前に、野外研究部で採りました。
新入部員は入部して初めての活動です。
新入部員にとっては初めての体験だったようです。
学校内には竹林があります。
落ち葉が積もっていて、中からタケノコを探すのは大変でした。
タケノコには掘る方向があります。
掘る方向を間違えないように考えながらクワを振りました。
タケノコ掘りの次に、来週行う野草を食べる会用のノビルを採りました。
中庭にたくさん生えていました。
大きなノビルが採れました。
生物室にもどって採ったタケノコを広げました。
約５０本ありました。
部員みんなで分けて家に持ち帰りました。
４月を迎え、新年度の活動が始まっています。
暖かで天気も良い日は野外が最高です。
体験入部してきた新入生も加わって学校内の散歩をしました。
毎年行っている野草を食べる会を考えて、食べられる野草と毒草を見分けていきました。
それ以外にもたくさんの花を観察していきました。
観察は五感を使うことが基本です。
タンポポから出てくる白い液体が苦いことやキュウリの匂いがする花、酸っぱい味がする草など経験しました。
観察された花をつかって花飾りをつけていく部員も現れました。
名前を覚えていくにはよい方法かもしれませんね。