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2011年5月31日 (火)

家族が増えました。

まぁいきなり「家族が増えました」とか言われると、何のこっちゃと皆首をかしげる向きがあるかもしれませんけど。
それはもう、話の流れからいってお分かりでしょう。
先日ちびくまくんが去ってしまい、ちょっと淋しいスマイルくんの下に、待望の新・ちびくまくんがやってきてくれましたぁ(感涙)。

20110530

前回、養子募集などとつい勢いで書いてしまったのだけれど、すぐに中1の生徒が連れてきてくれました!
正確にはその生徒のお母さんからなのかしらん。
いやぁ、何か催促してしまったようで申し訳ないです……。
(っていうか、してるでしょ、と生徒に言われたけれど、どう読んでも確かに催促ですね、ごめんなさい)
心から感謝、感謝、どうもありがとうございました。

ということで、お披露目です。
かわいいでしょー。
着てる服も少年っぽくていいですねー。
生徒の皆さんもどうぞよろしく。

とは言うものの、実は最近お客が特に少ない。
体育大会がもう目の前という感じで、休み時間やら放課後やら、皆さん応援練習に夢中になっているわけで、ある意味仕方ないことなのだけど。
逆に言うと、この時期図書館に入り浸っていたりすると、君のクラスは大丈夫なのか、と心配になってきたりするな。
来たと思ったら、自分のクラスの団結力やら協調性やらの欠如を嘆きまくっていたり。
生徒にとってもグチグチ図書館になっておる。

ドドドドっとやってきて、「先生、今日は返すだけね!」と叫びつつカウンターに返却本を置いて、またドドドドっと去っていく生徒も。
しっかり早めに返しに来てくれて、君はえらいぞ!
でも返すだけならホールにある返却ポストに入れてくれるだけでもいいんだけどね。

そういえば先日、本を返そうと思ったけど返却ポストがどこにあるか分からず、ポストのある場所を友達に聞いて教えてもらい、わざわざ校舎の外に出てやっとポストを見つけたのだけれど、それは実は学校敷地内にある郵便ポストで、変だなと思いつつ返却本をその郵便ポストに入れようとしたところ、近くにいた警備員に止めてもらって事なきを得た、という中学1年生がいたという話を聞いた。

思わず笑ってしまったけれど、ちゃんと返そうとしてくれたのはえらい!
中1は思いもかけないことをやったりするので、なかなか楽しい。
まぁいっそのこと図書館に返しに来た方がよっぽど早かったように思えるけど。

閑話休題、とにかく今は体育大会の準備に熱中しましょー。
こういう行事っていうのは、積極的に取り組まないと楽しくないからね。

2011年5月25日 (水)

スマイルくん

図書館のブログは文字ばっかりですよね。
生徒にそう言われて、ガーン!!と強烈なショックを受けた。
というのはウソで、いやしくも図書館のブログであるからにはすべて文字で勝負するのだ、という固い信念を持っているので何を言われても平気である。
というのもウソで、実はただ写真を載せるのが面倒なだけなので、ちょっと冷や汗である。

だが本日はいいタイミングで写真を使用する状況にあったので珍しく掲載することに。

20110525_2  

薔薇をバックにたたずむスマイルくん。
薔薇園の薔薇を施設課の方がわざわざ飾ってくれて、カウンターの一角が華やかになりましたぁ。
うん、いい絵ですね。

スマイルくんは、カウンターの端にずっと居座っているくまくんである。
「え、スマイルくんって何ですか。知りませんよ」と生徒には言われるだろうな。
もっともなこと、今名付けたばかり。
深い意味はないんだけれど、「smile」と書かれたセーターを着ているので。
安易だ、と余計批判されそうだけど。

ちょっと暑くなってきた時、そろそろセーターを脱がせようとか言ったら、「ヤダー、イヤラシイー」などと生徒に騒がれてしまった。
たわけものめ、くまくん相手にそう考える君らの方がよっぽどヤラシーわ!
まぁでもかわいいからいいか、と思い、そのまま着せているんだけど。

実は先日、突然このスマイルくんに子どもができていた。
言っておくが本当にぽこっと生まれたわけではない(そりゃそうだ)。
ふと気付いてみると、ちびくまくんがスマイルくんに抱かれていたのだ。
初めて見た時の私の驚愕ぶりを想像できるだろうか?
ちびくまくんを抱っこするスマイルくん、何とほほえましいことか!
ところがしばらくしてちびくまくんが誘拐された、もとい、いなくなってしまった!
嗚呼、なんという悲劇!

後で分かったのだけれど、実はあのちびくまくん、いつも朝勉強している生徒がバッグにつけていたものを落としてしまい、それを別の生徒が拾ってスマイルくんのところに置いておいたということだったようである。
持ち主の生徒はそこにあることは分かっていたのだけれど、そのまま持って行ってしまうのも気が引けたらしく、しばらくしてから意を決し(?)引き取っていったとさ。
めでたしめでたし。

まぁいいんだけど、皆さん、ひと言司書教諭に言ってくださいー!
いきなり生まれたり居なくなったり、こっちは訳が分からんでしょー。
まぁちびくまくんは自分の家に戻れたのでよかったのだけれど、一度親子姿を見てしまうとなんかスマイルくん一人では淋しい気がしてしまうな。
どこかに養子に出してもいい、というちびくまくんはいないでしょうかね。
募集します!

さて話は全く変わるのだけれど、先日登場した図書事務のお姉さんであるが、某怖いお仕事のお客の話を書いたことで「私のぼけっぷりが知れ渡ってしまった」と喜んで、もとい、嘆いていらっしゃった。
申し訳ないことをした。
反省せねばなるまい。

……ところであの話にはまだ先があって、その小指の無いお客は「ちょっとよそ(外国)で金を洗ってきた」と言っていたそうである。
もちろんこれは外に出せないようなヤバイ資金を換金したりして分からなくする資金洗浄(マネーロンダリング)のことでしょうね。
しかしこのお姉さん、「お金を洗うって? 銭洗い弁天のこと?」などと考えてしまうのだからやはりタダモンではない。
お姉さん、銭洗い弁天は鎌倉です。
外国にはないと思います(たぶん)。
あ、また書いてしまったぁ。

2011年5月17日 (火)

アップアップ

このタイトルは、おそらく言うまでもなくお分かりのことと思うけれど、「リニューアルした学校公式ホームページをアップしたどー」という雄叫びと、溺れるがごとく多忙に苦しむ司書教諭の姿の二つの意味がかかっている。
リニューアル公式ホームページ、本日公開。

まぁすんなりとはいかないだろうと思っていたけれど、旧サイトを消去して新サイトをアップするだけのことがうまくいかずに四苦八苦。
だいたいサーバーに接続するためのパスワードを失念してしまい(通常は自動的に入力)、新しいサイトをつなげることからできない。
まぁいろいろ手をつくしてどうにかなったけど。
それでもアップしてみたらエラーが出たり、それが何故かが分からなかったり。
投げ出してよければ、すぐにでも投げだしたい……。
が、そういうわけにもいかんので、どうにかしましたよー(泣)。

とりあえず公開できたけれど、小心者としては大丈夫かしらん、と不安いっぱい。
とは言え、何の間違いもないなどということはあり得ない、と開き直る。
さぁ、どうだ!
あとは煮るなり焼くなり好きにしてくれぃ!
(うそです。お手柔らかにお願いします)

公開する前には、教職員の皆さまに先行公開し確認してもらった。
まぁー、数多くのミスを指摘される。
突貫工事だから仕方ないでしょー、と冷や汗もので言い訳し続けたけれど、それにしてもダメ出しが多い。
まぁ単純な打ち間違いくらいだったらいいのだけれど。
その打ち間違いをネタにして延々といじめる教員もいるのだけれど。

たとえば大学入試の過去問集、いわゆる「赤本」のことを「垢本」と打ってしまい、チェックされる。
それから顔を合わせる度に「垢本直した?」「垢本は?」とチクチクといじめてくる。
まったく、いい性格だ。
三宅裕司や三谷幸喜に似てるくせに……(関係ないけど)。
ちゃんと直しましたよ、垢本も、ワンワンク(正しくは「ワンランク」)も。
しかし「垢本」というのは、深い意味があるようにも思えるな。

あとトップページのリンクが「まったり図書館」に変更されているのに、ブログの方のタイトルは「図書室」のままだぞ、というチェックを何人もの人から指摘されてしまった。
すいません、分かってはいるのだけれど、後回しになっております。
まぁ図書館に移転したわけだし、ブログもちょっとリニューアルしようかと思いまして。
といっても「室→館」だけのことだけど。
余裕が出ればブログのヘッド画像を訂正しますので、しばらくお待ちを。

ところで、このデザインはどこかで見たことがあると疑う方々もいらっしゃると思うのであらかじめカミングアウトしておくと、基本デザインや色合いなどは大学のHPをパクッて、もとい、参考にしております。
でもあちこち変えてるので、お許しを!
なお、誤字脱字、あるいはおかしな箇所など見つけましたら、そっと、やさしくお伝えください……。

2011年5月11日 (水)

一応できたけど

またサボってブログ更新してないな、と冷たく陰口を叩かれているに違いない、と小心者はオドオドしている。
しかし余裕はない。
しかし思い立ったので寝る間を惜しんで(?)今日は書きませう。

まぁそれでも突貫工事の末、学校の新しい公式サイトはどうにか作ったどー。
トップページのFlashムービーも、作り方を必死に思い出して作ったどー。
今週他の先生たちにチェックしてもらい、来週の頭から公開しようかと。
内容薄いぞ、と文句が出そうだけど、突貫工事なのでお許しを。
今後ちょちょいと厚くしていきたいと思っております。
(そんなことをするだけの余裕が持てるとは思えんのだけど……)

案の定、先生方だけに試験公開したところ、早くも次々にダメ出しが……。
ちょっとテキスト直すくらいならいいのだけれど、デザインを根本的にいじらなきゃいけないような直しだと厳しいわな。
来週の頭に公開できるのかしらん?

そんなドタバタの中ではあるが、先日もちょっと記した通り、図書事務のお姉さん(一応お姉さんとしておこう!)が一緒に働いてくれることになったので、だいぶ助かっている。
しかしこのお姉さん、前歴がすごかったのでこちらが仕事をお願いするのにちょっとためらいがあったりして……。
まぁどんなにすごいのかって、私が言っちゃうわけにもいかないのだけれど、某ハイソサエティーな専門的接客業(私的な認識においては?)に就いていたとのこと。
こんな地味な仕事頼んじゃっていいのか?― と思い悩みながら、まぁそうも言っていられないのでいろいろお願いしている。
でも一か月ほど経って、ちょっと分かってきた。
このお姉さん、けっこう天然なんではないかい?

前の仕事の話などもいろいろ聞いた。
「俺はこういうモンでな……」などと言って先っぽのない小指をひらひら見せる某怖いお仕事らしきお客に向かって、「まぁお客様大丈夫ですか、お痛みになりませんか?」などと平然と真剣に語りかけてしまったとか(テンパっていたらしいが)。
これはやはりただモンではないな。

カウンターでは生徒相手に「お名前聞かせていただいてよろしいですか?」などと思いっ切り敬語で話しかけたりしてるし(テンパっていたのか?)。
そりゃ生徒も面食らうと思いますよ。

あのですねー、言っちゃなんですけど、もうその話し方だけで元のお仕事バレバレですよ。
でもウチの学校を大変気に入ってくれていて、図書館に来る生徒たちも可愛い可愛いとべた褒めしているので(まだ正体に気付いていないな)、まぁ生徒の皆さんはその幻想をくずさないように行動するようにお願いしたい。
なかなか面白いのでどうぞお話してみてちょーだい。
(話し出すと止まらないかもしれないけど)