季節はだんだんと暖かくなり、生き物たちの恋の季節が訪れました。
先日、ひょうたん池の中に、スズランテープでつくったボンボンを入れてみました。
2日後、ボンボンにはたくさんの卵がついていました。
池の中にはコイやフナなどがたくさんいます。
きっと産卵する場所を探していたところだったのでしょうね。
この卵、サカナたちには申し訳ないのですが、高校生の発生の授業で使う予定です。
このほかにも学校では多くの恋の季節を感じることができます。
高校３年生の生物選択者の授業では、なかなか見ることができないモリアオガエルの産卵シーンを観察することができました。
また、夜になるとひょうたん池ではホタルが舞い、甘い光を放っています。
この時期には多くの花が咲きそろいますが、どこにでも咲いている花の代表といえばやはりタンポポです
タンポポにはいくつもの種類がありますが、タンポポに似た花も多くあります。
そこで問題
次の写真の中で、タンポポはどれでしょうか
① ② ③
答え： ③
（↑ 文字色を反転して、答えを隠しています。）
①はコウゾリナ、②はジシバリという花です。
ちなみに学校にはカントウタンポポ、セイヨウタンポポ、シロバナタンポポの3種類が咲きます。
4月になっても寒い日が多く、なかなか花が咲きそろいませんでしたが、5月になりやっと春らしくなってきました
春には多くの花が咲きますがその代表的なものに下の写真のキランソウという名前の花があります。
あまり注目されない花ですが、近づいてじっくりと観察すると鮮やかな紫色が目に焼きつくきれいな花です。
そこで問題
この花はその美しさとは反対に怖いイメージの別名がつけられています。その名前とは何でしょうか。
① 釜（かま）ゆで ② 死に神 ③地獄（じごく）
答え： ③
（↑ 文字色を反転して、答えを隠しています。）
キランソウは別名を地獄の釜の蓋（ふた）といいます。
この名前の由来は「地面に蓋をするように生えているから」という説、「薬草として多くの病気に効果があるので、地獄に行く道に蓋をしている」という説などいろいろな説があるようです
下の3種類の植物はどこでも普通に見られる雑草です
中には次から次へと生えてきて迷惑がられているものもあると思います。
そこで問題
これらの植物に共通する動物は何でしょうか
① 魚 ② 鳥 ③虫
答え： ②
（↑ 文字色を反転して、答えを隠しています。）
写真の植物は左から「スズメノカタビラ」「スズメノヤリ」「カラスノエンドウ」です。
植物にはこのように鳥の名前がつくものが多くあります。
「スズメ」は小さいという意味、「カラス」はそれよりも少し大きいという意味で用いられることが多いようです
