共立二中高の自然がいっぱい2 (91)
2016年10月25日
10月に入ってから学校行事が続き、忙しさのあまり、外の景色をあまり気にしない日々が続きました。
ふと気づくと秋も深まり、中庭のトチノキは落葉し始め、サクラの葉も色づいていました。
最終下校時間は暗くなり、生徒たちはコオロギの歌声を聴きながらスクールバスに乗車します。
生き物たちが冬支度を始めるちょっと寂しげなこの季節、外に出てさわやかな空気を、からだいっぱい吸い込んでみるのも良いものです。
ツルマメ
前回は花を紹介しましたが、今回は豆です。
大豆の原種といわれるだけあって、写真に撮るとエダマメのようです。
イヌタデ
おままごとで使う「あかまんま」です。
ひとつひとつはそれほどでもありませんが、群生すると地面を赤く染めて、秋の景色をつくり出してくれます。
コシオガマ
グランド脇の林の中でひっそりと咲いていていたため、気をつけて見ないと通り過ぎてしまいそうでした。
この花は光合成をしますが、その他にも植物の根に寄生して栄養をもらって生きています。
ヤクシソウ
だんだんと秋が深まっていく紅葉前のこの時期は、地味な色が多くなりますが、この花が秋の彩を鮮やかにしてくれます。
マメアサガオ
道端に小さな花を咲かせていました。
外国から入ってきた花ですが、だんだんと日本に定着してきているようです。