共立二中高の自然がいっぱい2 (93)
2016年11月18日
教室の窓から景色をみると、澄んだ青空に色とりどりに紅葉した木々が見えます。
また耳を澄ますと、落ち葉が舞う時の小さな音が聞こえます。
このような教室では、自然と心が和んでいき、落ち着いた気持ちになっていきます。
今回は、秋の深まりとともに色づいた木々の葉を紹介します。
紅葉
紅葉といえばやはりカエデのなかまが一番ですね。
学校にはいろいろなカエデがありますが、種類だけでなく場所と日当たりなどで色づきが異なっています。
トウカエデ
日当たりの良い場所ではもう色づいていました。
これからどんどんと紅葉が進んでいくことと思います。
黄葉
もともと葉の中には黄色の色素と緑色の色素がありますが、普段は緑色の色素がたくさんあるため、黄色の色素はほとんど見えません。
寒くなると緑色の色素が分解され、今まで見えなかった黄色が見えて黄葉してくるのです。
このため、赤い色素を葉の中で合成する「紅葉」と、もとからあった色が見える「黄葉」は異なります。
クヌギ
クヌギの葉も色づき始めました。
クヌギはこの後、葉が枯れても落葉せず、新しい葉が出てくる春までしっかりと木についています。
ケヤキ
日当たりが良いところほど鮮やかな色を作り出しています。
ツタ
雑木林をよく見ると、木の幹にまきついたツタのなかまも紅葉をしています。
テイカカズラ
緑色の葉と赤色の葉が両方見られ、木の幹の彩りをきれいにしてくれています。