共立二中高の自然がいっぱい2 (153)
2019年11月7日
今年は夏から天気が安定せず、地面がほとんど乾くことがなかったように思われますが、ここ数日、やっと天気が安定してきたようです。
朝晩はやや冷え込みますが、日中は太陽の光を浴びて気持ち良く過ごすことができます。
早めに紅葉をしている木々や落ち葉を見ながら学校内を歩くと、心が優しくさわやかになっていくような気がします。
カラムシ
今ではほとんど注目されない植物ですが、昔はこの繊維をとって衣類や紙を作ったそうです。
1000年以上前から栽培され、麻のような服を作ることができるようです。
カヤツリグサ
どこにでも生える雑草の一つです。
茎が縦に避けて蚊帳のような形になることからこのような名前で呼ばれてきたようです。
イヌタデ
小さいころに、この花を集めておままごとをしたことある人はいるか?と聞いたところ、そのような生徒はいませんでした。
昔は「あかまんま」と言って、女の子の中では有名な花だったのですが。
クサギ
葉をもんでにおいをかいでみると臭いことからこのように呼ばれています。
時間とともににおいは和らいでいくようで、この葉をお茶にしたり食べたりすることもできるようです。
カマキリ
草かげで虫が羽ばたく音がしたのでよく見てみると、カマキリがハチを捕まえて食べていました。
秋も深まり、そろそろ産卵の時期です。
このカマキリはオスのようですので、相手を探している最中の食事だったようです。
アキノノゲシ
天気が良い日はこの花がとても柔らかく感じられます。
淡い黄色の花の色は、心を落ち着かせてくれます。
ホトトギス
秋の日かげに咲くこの花の模様が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることからこのように呼ばれているようです。
インターネットを使ってこの花を調べると、鳥の写真がたくさん出てきます。
ムラサキゴテン
葉も花も紫色で神秘的な雰囲気をつくり出してくれています。
生徒玄関わきに生えているので、毎朝生徒たちを出迎えてくれる花なのですが、昼過ぎにはその花を閉じてしまいます。