共立二中高の自然がいっぱい2 (157)
2020年2月17日
2月になると少しずつ春の訪れを感じさせてくれる場面に出会えます。
寒さに耐えるように、落ち葉や枯草の中から小さな芽や花を出し、日差しに照らされてそのからだを温めているような姿を見ると気持ちが緩やかになっていきます。
冬将軍を押しのけて、次の季節へとページがめくられていくのが楽しみです。
ヒメオドリコソウ
落ち葉の下から顔を出していました。
春になると一か所にたくさん生えて、まるで踊っているような姿を見せてくれます。
オオイヌノフグリ
春一番に咲く花のひとつです。
太陽に照らされて水色の花びらを開く姿は春そのものです。
シロバナタンポポ
西日本に多いといわれるタンポポです。
ここ数年、学校では他の種類のタンポポよりも早く花を咲かせるようになってきました。
地衣類
黄色や緑色をした地衣類があちらこちらの木の幹についています。
「コケ」と思ってしまう人も多いのですが、これは菌類(キノコやカビのなかま)の中に藻類がすみ込んでしまっている特殊な生き物です。基本的に空気のきれいなところに多いといわれています。
フキノトウ
毎年たくさんのフキノトウが芽を出します。
天ぷらにするととてもおいしいです。