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2020年7月

2020年7月20日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (161)

2020年7月20日

アジサイが色とりどりに咲き誇る季節ですが、あたりを見回すと、意外と花が少ないことに気が付かされます。

この時期から暑い夏に向けて、植物は光合成のために葉をのばし、成長することにエネルギーを注いでいきます。

花は子孫を残すためのものです。秋まで少しおあずけとなります。

 

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ヤブガラシ

藪をも枯らしてしまうほどの勢力が強いということから名づけられましたが、その花は色とりどりで意外ときれいです。

普通は、花が咲く前に駆除されてしまうことが多いのですが、花を見終わってからの駆除でもよいのではないかとも思います。

 

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アレチマツヨイグサ

「月見草」と呼ばれることがあるようですが、本来の月見草とは違う種類です。

黄色い花をたくさんつけてくれるので、花が少なくなるこの季節によく目立ちます。

 

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ブットレア

「バタフライブッシュ」とも呼ばれるように、香りが強いので多くのチョウチョが蜜を吸いに来ます。

花期も長いので秋まで楽しめる花です。

 

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ジャノヒゲ

雑木林の中を歩いていると、足元に小さな花が咲いていました。

よく見ると一面に咲いています。歩くだけではなく、立ち止まって観察することの大切さを感じました。

2020年7月13日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (160)

2020年7月13日

ここ2週間ほどは、日照時間がほとんどない状態が続いています。

雨は植物を育てますが、人間にとっては何日も続く雨には悩まされます。

雨の日は気分が沈みがちになることがありますが、生徒たちはとても元気に学校生活を送っていますので安心します。

まだ通常の学校生活にはもどっていませんが、生徒たちはたくさんの笑顔を見せてくれています。

 

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アメリカオニアザミ

とげが鋭く、触るとかなりの痛みが走ります。

あまり歓迎されない花です。

「アメリカ」と名前がついていますが、ヨーロッパに生息する花で、それがアメリカに渡ってから日本に入ってきたのでこのような名前になったようです。

 

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ヤマユリ

里山の宝石と呼ばれるほど美しいといわれている花です。

日本に在来する世界に誇れる花の一つです。

学校内では、これからあちらこちらで見られるようになります。

 

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キノコ

キノコについてはあまり詳しくありませんので名前はわかりませんが、生徒があまり近よらないひっそりとした雑木林で、堂々と生えていました。

毒キノコのなかまではないかと勝手に思っています。

 

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シロソウメンタケ

ホウキタテという傘がないキノコのなかまです。

雨が多いこの時期には、いろいろな種類のキノコが大繁殖します。

 

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コヒルガオ

前庭のツツジの植え込みから毎日顔を出しで、花が終わった緑だけの植え込みに、彩を添えてくれています。

 

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コムラサキ

一般的にはムラサキシキブと呼ばれてしまうことが多いようですが、細かいことを言うと別の種類になるようです。