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2020年11月

2020年11月19日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (167)

2020年11月19日

さわやかな秋の訪れとともに、木々の紅葉も進んできました。

教室の窓から見える景色もこれからが一番きれいな季節です。澄んだ青空と自然に包まれた学校では、心が洗濯されてきれいになっていく気がします。心を落ち着かせて、穏やかに学校生活を送れるのではないでしょうか。

 

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紅葉

紅葉といえばやはりカエデが最初に思い浮かぶと思います。

これからどんどん紅色が濃くなり、太陽に照らされて輝きを増していきます。

 

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黄葉

紅葉もよいですが「黄葉」もよいものです。

葉を緑色に色づかせていた色素が低温で分解され、

夏の間、見ることができなかった黄色い色素が見えるようになったものが黄葉です。

 

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雑木林

雑木林ではコナラやクヌギ、シデなどが色づいてきました。

一本一本の木はそれほどでもなくても、何本も集まった雑木林はとてもきれいです。

 

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ケヤキ

駐車スペースのケヤキの葉は茶色くなり、風が吹くと落葉しています。

落ち葉も情緒があってよいですね。

 

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モミジバフウ

カエデの葉を大きくしたようなフウの落ち葉です。

これも秋の雰囲気を出してくれています。

 

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イチョウ

テニスコートわきのイチョウの木も黄葉しています。

黄色いじゅうたんを敷いた地面を歩くのも良いものです。

 

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マユミ

紅葉ではありませんが、マユミの実が色づきました。

これも秋の風物詩の一つです。

この木は弾力性に富み、弓に使ったことからこのような名前になったとのことです。

 

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コマユミ

中庭にあるコマユミも紅葉がきれいな植物の一つです。

夕日に照らされて紅色が鮮やかに輝きます。

2020年11月11日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (166)

2020年11月11日

高尾のいちょう並木では銀杏の実がたくさん落ちる季節になりました。

黄色く色づいたイチョウの葉も、太陽に照らされて今が一番輝いて見えます。

学校でも紅葉が進んで緑一色から彩り鮮やかになってきました。

そして、ケヤキの木の下では落ち葉がつもり、季節の移り変わりの雰囲気をつくり出してくれています。

そのような環境の中で、生徒たちは当たり前のように季節を感じてくれているのではないでしょうか。

 

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ヤクシソウ

花の少ないこの時期に黄色い花はとても鮮やかに感じられます。

太陽から降り注ぐ光でさらに輝きを増しているように見えました。

 

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サルトリイバラの実

クリスマスの飾りつけに使う赤い実のひとつとして、花屋さんでは「サンキライ」という名前で売っています。

学校では、ルリタテハというチョウチョの食草としても役立っています。

 

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ヌスビトハギの種子

盗人がつま先立ちでそっと歩いた足跡のように見えることからこの名が付きました。

これも動物などにつく「ひっつき虫」の一つで、生徒のソックスやスカートにもよくついています。

 

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カラスウリの実と種子

夏の夜にだけ不思議な花が咲くこの植物。

秋には赤い実を実らせてくれます。この実をとって中の種子を出してみると、カマキリの顔のような形の種子が出てきます。

この種子は縁起が良いそうで、お財布に入れると金運がよくなるといわれています。

 

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クロガネモチ

名前から「苦労をすると金持ちになる」と解釈して、縁起の良い木といわれています。

気づくと自分の家の庭にも植えてあったりもして、意外と身近にある木です。

 

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アオキ

四季を通じて青々とした葉と茎をもつことからこのように呼ばれているようです。

暗い樹林帯の中も鮮やかな赤い実をつけてくれる林床の代表的な木です。