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2021年4月

2021年4月26日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (175)

2021年4月26日

数週間前、日本中の人が注目していたソメイヨシノは花を落とし、今は普通の木に変身しています。

春の植物の移り変わりはどんどんと進み、毎日変化が見られます。

気温や天気によっても姿が変わり、目を楽しませてくれます。自然は良いものですね。

 

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カタバミ

中庭には黄色い花がたくさん咲いています。

その中の一つがこのカタバミです。

遠くから見ると、黄色いじゅうたんを敷き詰めたように見えます。

 

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オニタビラコ

あまり注目されない雑草ですが、たくさん咲いていると見違えてしまうほど華やかになります。

葉が地面に張り付いたように広がり(ロゼット)、そこから花は高く伸びる独特な咲き方をします。

 

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ヤブレガサ

葉の形が破れた傘のようになっているのでこのように呼ばれます。

雑木林のところどころで群生しています。

 

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ホウチャクソウ

雑木林の中には目立たない花がたくさんありますが、この花もその一つです。

花は開かず、ほとんど閉じたまま終わります。

2021年4月21日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (174)

2021年4月21日

テレビを見ていても、新聞を読んでいても、SNSを通じても、新型コロナウイルスのことばかりで気持ちがなかなかたかぶることがありませんが、太陽に照らされて生き生きした生き物たちを見ると、少しだけ心がほっとします。

このBlogをみて、少しだけでも癒される人がいればありがたいです。

 

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エビネ

園芸品種としていろいろなものが栽培されています。

写真のエビネも、種子を無菌培養したものを植えたのですが、毎年この時期に花を咲かせてくれます。

 

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ジシバリ

地面をしばるように生えることからこのように呼ばれています。

その名の通り、学校のあちらこちらで群生して咲いています。

 

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オオジシバリ

ジシバリよりも花が大きいといわれますが、比べてもほとんど変わりません。

ジシバリとは葉の形が異なりますが、生徒のほとんどがタンポポと間違えているようです。

 

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シュンラン

雑木林の中にひっそりと咲いていました。

花の色が目立たないので、咲いていてもわからないことがあります。

 

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チゴユリ

この花も雑木林の中でひっそりと咲く一つですが、今年は花の咲きだしが早く、また数も多くはありませんでした。

花が多い年は、雑木林の中を踏まないで歩けないくらい一面に咲くこともあります。

2021年4月 9日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (173)

2021年4月9日

新入生を迎えて新年度が始まりました。

フレッシュな新入生に負けないくらいに学校内の生き物たちも次々に顔を出してきています。

一日ごとに咲いている花が増えてくるような春はよいものです。

 

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オタジャクシ

2月にビオトープに産卵されたヤマアカガエルのオタマジャクシが大きく育っています。

ビオトープにはこのほかにもヒキガエルのオタマジャクシが泳ぎ回っています。

 

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キュウリグザ

この花を摘んで揉むとキュウリのようなにおいがするのでこのように呼ばれています。

見落としてしまいそうな小さな花ですが、かわいらしい花を咲かせています。

 

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スミレ

学校内には何種類ものスミレが咲いています。

スミレの違いを見つけながら散歩するのもよいものです。

 

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ヒメリンゴ

10月には実がなり、酸っぱいですが食べることもできます。

園芸用としてつくられた品種なので、自然界には存在しない植物です。

 

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キバナオドリコソウ

日陰の一角で群生していました。

外国から園芸用で入ってきたものが野生化したといわれている花です。

 

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タケノコ

今年もこの季節が到来しました。

毎年採りきれないほど顔を出しますので、多くの生徒たちが持ち帰って、食卓の一品になっているようです。

 

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マツバウンラン

日なたで群生するととてもきれいな花です。

松の葉のように細い葉と、ウンランのような花が咲くことからこのような名前で呼ばれています。

 

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アミガサタケ

日本ではあまり食べることがないキノコですが、フランスでは高級食材のようです。

見た目で判断してはいけません。

食べてみると意外とおいしいです。