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2021年11月

2021年11月22日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (186)

2021年11月22日

朝の寒さがそれほどでもないため、紅葉が始まったばかりといったところですが、モズの高鳴きや澄んだ青空を見ると、冬の訪れを感じさせてくれます。

玄関ホールにはクリスマスツリーが飾られ、最終下校時間になると正門付近で電飾がキラキラと輝き、生徒たちを見送ってくれています。

2学期の定期考査も2週間後に控え、今年も終わり近づいてきたなと感じさせてくれます。

 

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サザンカ

この花は冬の代表ですね。

この花を見ると童謡の『たき火』の歌が頭の中で流れていきませんか。

 

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紅葉の始まり

グランドの周りにあるトウカエデが少しずつ色づいてきました。

学校内にはいろいろな種類のカエデがあり、紅葉する時期が少しずつ異なっています。

 

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イチョウの葉のじゅうたん

イチョウは自然界では絶滅危惧種ですが、街路樹などで植えられているため、その貴重さはあまり認識されていないようです。

イチョウといえばこの時期、やはり落ち葉のじゅうたんでしょうか。

 

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ナンテンの実

毎年野鳥に食べられてしまうのですが、今年はたくさん残っています。

『難を転じて福となす』といわれ、縁起のよい植物です。

 

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ナツヅタとフユヅタ

ナツヅタは紅葉して落葉し、フユヅタは一年中緑色をしています。

この時期になると区別がはっきりとしますね。

 

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巻雲

中庭とよく合う巻雲が出ていました。

巻雲も冬によく見られる雲ですね。

2021年11月 5日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (185)

2021年11月5日

少しずつ紅葉も始まって、すっかりと秋らしくなりました。

トチの葉は風が吹くと音を立てて落葉し、その下を歩くとサクサクとした感触を味わうことができます。

また、オオシマザクラの下で落ち葉を踏みながら歩くと、甘い香りも感じることができます。

秋はほかの季節とは違った楽しみ方ができる季節です。

 

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ハナミズキ

早くから紅葉してきれいな色合いを醸し出してくれています。

青空によく似合う色合いです。

 

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ケヤキ

ケヤキも紅葉してきました。

これからは落ち葉だけでなく、種子をつけた小枝も北風に吹かれてさらさらと音を立てて地面を走る姿が見られるようになります。

 

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フジバカマ

秋の七草のひとつです。

葉を採って何時間かすると甘い香りがするようになります。

平安時代の女性はこの葉や茎を水に浸して髪を洗ったといわれています。

 

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カツラ

甘い香りといえばこの植物の葉も忘れてはいけません。

カツラの落ち葉も甘い匂いを出しています。カツラの木の近くを通ると、その香りで心が癒されていきます。

 

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コムラサキ

ムラサキシキブよりも実が少し小さめで、一か所に集まるという特徴があります。

太陽に照らされると鮮やかな紫色が映えて見えます。

 

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キジョラン

アサギマダラの食草として知られています。

実がはじけると中から種子が出てきて白い綿毛を出します。

それが「鬼女」の髪にみえることからこのように呼ばれているようです。

 

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ノコンギク

この時期になると、サツキなどの植え込みから顔を出して咲いている姿が見られるようになります。

とても品のある秋らしい花です。