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2022年1月

2022年1月27日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (189)

2022年1月27日

夜明けの時間はまだまだですが、夕暮れの時間が少しずつ遅くなってきたように感じられます。

冬将軍はあと1か月もすればその勢力が弱くなってくると思われます。

ウメの花も咲き出しました。

春はすぐそこまで来ているのです。

 

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ユズの食べあと

冬至までに実を採って生徒に配布しましたが、採りづらいところの実はまだ残っています。

えさの少ないこの時期は、その実をトリがつついて、地面に落ちたものを動物が食べて、その残骸が地面にたくさん転がっています。

タヌキなのかハクビシンなのか、それともアナグマなのか。

野生動物はたくさんいるので犯人はわかりません。

 

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ヤブランの実

雑木林の中にはヤブランの実がたくさん残っています。

落ち葉の中から顔をのぞかせています。

 

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カシワ

カシワは冬になっても葉を落としません。

春になって次の芽が出てきてから落葉します。

よって昔の人は代替わりをしてから落葉するので、「子孫が絶えない」として縁起の良い木として端午の節句に用いたようです。

 

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雑木林

冬の雑木林は落葉しているため、林床が明るく歩いていても気持ちがよいです。

足元には多くの幼木が見られ、観察するにはとてもよい季節です。

2022年1月22日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (188)

2022年1月22日

1月になり本格的な冬がやってきました。

空気が乾燥しているため、澄んだ青空が絵になります。

3学期は中学、高校、大学の受験シーズンです。

体調を整えて実力が発揮できるように頑張ってください。

 

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ニワトコの冬芽

あと2か月もすれば大きく成長し、天ぷらなどにして食べることができます。

食べすぎるとおなかをこわすといわれていますが、とてもおいしい春の野草です。

 

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サルトリイバラの実

クリスマスシーズンにはお花屋さんで「サンキライ」という名で売られています。

学校では、ルリタテハというチョウチョの幼虫がこの葉を食べるので、保護している植物です。

 

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キヅタの実

学校内のどこにでも生えているキヅタ(フユヅタ)に実がなっていました。

地味な色をしているので見落としてしまいそうです。

 

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サクラの冬芽

まだまだ固い芽ですが、着実に春に向けての準備を行っています。

何日もすればきっときれいな花を咲かせてくれると思います。

受験生の皆さんのサクラもきれいに咲くように願っています。