知っているかな? 自然って不思議!
これはどこにでもいる「クロオオアリ」です。けれども、よく見てください
巣のまわりには、はたらきアリの他に羽アリがいます。
いったい何をしているのでしょうか
(下の写真をクリックすると、大きい写真が見られます)
5月の中旬、蒸し暑く風も弱い日に毎年、あちらこちらの巣から羽アリが飛び立ちます。
これは「アリの結婚飛行」と呼ばれるもの
小さめの羽アリがオス、大きめの羽アリがメスです。
オスは空中で結婚した後、死んでしまいます。
メスは羽を落とし、巣穴を掘って10個ほどの卵を産みます。
そこで問題
卵からかえった幼虫は何を食べて育つのでしょうか
① 土を食べて育つ。
② お母さんアリがもってきたものを食べて育つ。
③ お母さんのだ液で育つ。
答え: ③ ← 文字色を反転して、答えをかくしています。
成虫になったはたらきアリは巣を広げ、女王アリとなったお母さんの世話をし、
外からえさをとってくるようになります