知っているかな? 自然って不思議!(12)
今の季節の花と言えば、やはりヒガンバナです。
学校の竹林近くでは、オレンジ色の花が次々に咲いています。
この花は昔、中国などから伝わり、有毒なために動物除けに
植えられたものが広がったと言われています。
そんなヒガンバナの問題です。この写真を見てください。
この花には葉がありません。葉がないと光合成ができなくなりますが、
ヒガンバナはどのようにして養分を得ているのでしょうか
① 土の中の養分を十分に吸収することで養分を得ているので、
光合成をしなくてもよい。
② 花が咲き終わった後、葉が出てきて光合成をする。
③ 花が光合成をするので、葉をつくらなくても大丈夫。
答え: ② (← 文字色を反転して、答えを隠しています。)
ヒガンバナは花が咲き終わった後に葉が出て、秋から冬にかけて光合成をし、
次の年の栄養をたくわえます。また、この花は種子をつくることができないので、
光合成をして球根を増やし、繁殖しています。