知っているかな? 自然って不思議!(27)
下の写真のコガネムシは夏にごく普通に見られます
このコガネムシはマメ科の植物を食べることから害虫になっています
そこで問題
マメコガネという昆虫は、アメリカではジャパニーズ・ビートルといわれています(ビートルとはコガネムシのことです)。
なぜ、「日本のコガネムシ」と呼ばれるようになったのでしょうか
① アメリカで大繁殖をしてしまい、農業に大被害があったから。
② ある有名なアメリカ人が日本に来たときに、初めて飼育をしてかわいがったから。
③ 輝いた緑色の色合いが、日本を象徴するような輝かしさであるとアメリカで思われたから。
答え: ①
(↑ 文字色を反転して、答えを隠しています。)
マメコガネは日本からアメリカに侵入し、1916年以降アメリカで大繁殖してしまい、農業に大被害を起こしました
日本ではマメコガネの天敵がいるのでその繁殖はある程度おさえられているのですが、アメリカにはそれがいないため、大繁殖を起こしてしまったようです
日本ではごく普通にいるコガネムシが、アメリカでは非常に嫌がられる昆虫だったのですね