高校2年生 化学Ⅰ(両性元素)
高校2年生(理系クラス)は、化学の授業で無機化学分野を学習しています。
今回の実験では、両性元素と呼ばれるアルミニウムと亜鉛の性質について調べました。
一部の金属を除き、一般に金属は塩酸のような酸に溶け、水素を発生します。
この気体を集め、火のついたマッチを近づけると「ポッ」と音を立てて燃焼しますね。
さて、金属が溶けた水溶液の中には、その金属を陽イオンが含まれています。
この溶液の中に塩基を加えると、白色の沈殿が生じます。
これは水酸化物と呼ばれるものですが、さらに塩基を加え続けると、
生じた沈殿が消える(溶け出す)という不思議な現象が起こるものがあります。
写真では上手に伝えることができませんが、まるでマジックを見ているかのようでした。