共立二中高の自然がいっぱい2 (66)
2015年4月20日
4月に入るとサクラが咲き始め、春本番を迎えました。
しかし、今年の4月は天気も悪く、気温の低い日が続き、花見をする日もあまりありませんでしたね。
サクラといえばソメイヨシノが有名ですが、学校にはそれ以外にも多くのサクラがあります。
今回はサクラ特集です。
ソメイヨシノ
サクラと言えばこの花ですね。 でもこの種類はエドヒガンとオオシマザクラの両親から生まれたと言われています。
そのため、子孫を残す能力がなく種子ができません。
各地にあるソメイヨシノは接木で増やされたようです。
エドヒガン
花が咲く時期はソメイヨシノよりも早く、学校では一番に咲き始めます。
オオシマザクラ
このサクラは花よりも葉っぱが有名です。
塩漬けにして桜もちに巻いて食べます。
ヤマザクラ
花と同時に出る葉が、赤みがかっているので見分けやすいサクラです。
ソメイヨシノが生まれた江戸時代の終わり頃よりも前には、このサクラで花見をしていたのかもしれません。
シダレザクラ
学校で一番派手に咲くサクラではないでしょうか。
校舎を囲むように咲いています。
八重桜
サクラの開花の最後を飾るのはこの花です。
八重桜にもいくつかの品種があり、花の色が少しずつ異なっています。
ギョウイコウ
緑色の花が咲く珍しい品種です。
花びらに葉緑体をもつために緑色をしています。
そのため、遠くから見ると花が咲いていても葉と区別がつきにくくよくわかりません。
ウコン
ギョイコウと同様に花びらに葉緑体を持ちますが、量が少ないためうす緑色をしています。
サクラの花道
サクラの花が散ったあとには、このような花道ができます。
これも楽しみのひとつです。