共立二中高の自然がいっぱい2 (69)
2015年6月10日
そろそろ梅の実が熟す頃になりました。
そうです、梅雨に入ります。
約1ヵ月半の間、じめじめとした日々が続きます。
私たち人間にとってこの期間はあまり気分も優れませんが、生き物たちにとってはこの期間は必要です。
畑の作物だって梅雨がなくては実りません。
梅雨がなければ日本の生き物たちは大きく変わってしまいます。
そう考えると、梅雨の見方も少し変わってくるのではないでしょうか。
今回は、そんな梅雨時期の植物について紹介します。
クワの実
このクワはこの辺にたくさん生えているヤマグワではなく、マルベリーと呼ばれている西洋グワです。
実を食べるために改良された品種だけあって、とてもおいしい実がなります。
オオシマザクラのさくらんぼ
今年の実はとてもおいしくできました。
中学1年生の授業で、生徒たちは何個も食べていました。
エゴノキの実
67回目の「自然がいっぱい」で紹介したとおり、この実には毒があります。
でも、たくさんなっている姿はかわいらしく感じられます。
ドクダミ
独特な臭いを出しますが、この植物にとってみれば生きていくために必要な香りなんです。
今ビオトープでは、日中はドクダミの群落、夜はホタルが見られます。