« 2016年10月 | メイン | 2016年12月 »

2016年11月

2016年11月25日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (94)

2016年11月25日

学校は「月夜峰」と呼ばれるところにあります。

この場所は、戦国時代に八王子城主、北条氏照が宴を催してお月見をしたところといわれています。

学校には、そのような時代から続く自然が今も残っています。

生徒は校舎から常にその自然を見て育っています。

この季節は紅葉がきれいに見られますので、校舎から見ることができる風景を紹介します。

 

Photo

教室からの風景

中学1年生や高校1,2年生は前庭側に教室があります。

常緑のクスノキの横にイロハモミジが紅く色づき、太陽の光が当たってきれいに見えます。

 

Photo_2

渡り廊下からの風景

教室から特別教室に移動するときは必ずこの渡り廊下を通ります。

生徒たちは、こんな風景が見えることが当たり前になっています。

 

Photo_3

理科演習室からの景色

北側校舎には特別教室があります。

この校舎の窓からは、中央道の先に奥多摩の山々が見えます。

 

Photo

高尾山方面を望んで

校舎の西側から高尾山方面を見るとファームも見られます。

2016年11月18日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (93)

2016年11月18日

教室の窓から景色をみると、澄んだ青空に色とりどりに紅葉した木々が見えます。

また耳を澄ますと、落ち葉が舞う時の小さな音が聞こえます。

このような教室では、自然と心が和んでいき、落ち着いた気持ちになっていきます。

今回は、秋の深まりとともに色づいた木々の葉を紹介します。

 

Photo_7

紅葉

紅葉といえばやはりカエデのなかまが一番ですね。

学校にはいろいろなカエデがありますが、種類だけでなく場所と日当たりなどで色づきが異なっています。

 

Photo

トウカエデ

日当たりの良い場所ではもう色づいていました。

これからどんどんと紅葉が進んでいくことと思います。

 

Photo_2

黄葉

もともと葉の中には黄色の色素と緑色の色素がありますが、普段は緑色の色素がたくさんあるため、黄色の色素はほとんど見えません。

寒くなると緑色の色素が分解され、今まで見えなかった黄色が見えて黄葉してくるのです。

このため、赤い色素を葉の中で合成する「紅葉」と、もとからあった色が見える「黄葉」は異なります。

 

Photo_3

クヌギ

クヌギの葉も色づき始めました。

クヌギはこの後、葉が枯れても落葉せず、新しい葉が出てくる春までしっかりと木についています。

 

Photo_4

ケヤキ

日当たりが良いところほど鮮やかな色を作り出しています。

 

Photo_5

ツタ

雑木林をよく見ると、木の幹にまきついたツタのなかまも紅葉をしています。

 

Photo_6

テイカカズラ

緑色の葉と赤色の葉が両方見られ、木の幹の彩りをきれいにしてくれています。

2016年11月11日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (92)

2016年11月11日

立冬も過ぎ、これから本格的な冬の到来となります。

授業での散歩も、寒さに耐えながら楽しい時間を過ごしています。

冬の訪れとともに空がきれいになり、雲もいろいろな形に変化していきます。

今回は学校内で観察される雲も紹介したいと思います。

 

Photo

高積雲

一般的には「ひつじ雲」と言います。

ヒツジが群れているようでかわいいですね。

この雲ができると、次の日の天気は良くないと言われています。

 

Photo_2

巻積雲

ひつじ雲より小さめの雲で「いわし雲」と言います。

ひつじ雲より小さいのは高いところにあるからです。

学校では飛行機が空高く飛んでいて、小さく見えることがありますが、

その高さ付近にできることが多い雲です。

 

Photo_3

巻雲

冬が近づいて空気が澄んでくると、この「すじ雲」が見えることが多くなります。

澄んだ青空にはとても似合う雲です。

 

Photo_4

チャ

お茶の花は寒くなると咲き出します。

学校ではあまり日が当たらない場所に生えています。

偶然にも雑木林の中で芽生えてしまったのでしょう。

 

Photo_5

ツリガネニンジン

花期はもう終わりに近づいているのですが、まだ頑張っていました。

名前の通り、釣鐘のような花です。