共立二中高の自然がいっぱい2 (114)
2017年9月19日
生徒の下校時刻になると木々の中からアオマツムシの涼しげな音が聞こえてくるようになりました。
また、草かげからもコオロギなどの秋の虫たちの合唱が響き渡ります。
まだまだ暑い日があっても、生き物たちは既に秋の衣替えをしていることがわかります。
当たり前のことですが、この季節の移り変わりを肌で感じることで、私たちの心も成長していきます。
マルバルコウソウ
少し傾いた秋の陽ざしの中で、鮮やかなオレンジ色が映える花です。
花はきれいなのですが、この植物も外来のもので、いずれは問題になってくると思われます。
ヨウシュヤマゴボウ
ブドウの房のようにたくさん実がなっています。
ブドウのようにおいしそうにも思えますが、この植物は毒草です。
根はまっすぐに深く伸びているため、抜こうとしてもなかなか抜けません。
ツルボ
草刈り後に突然花が出てくる植物です。
たくさん生えている姿は、楽しそうに感じられます。
オニドコロ
先月に花を紹介しましたが、その実はこのように大きなものとなります。
葉を見れば誰でも一度は見たことがある植物だと思います。
草刈りの時に、つるが絡んで大変な思いをした方もいるのではないでしょうか。