共立二中高の自然がいっぱい2 (120)
2017年12月21日
冬至近くになると、夕暮れが早くなるので、生徒たちは高尾山方面に日が沈むのを毎日のように見ています。
空気が澄んだ日と湿度が高い日とでは夕焼けが違って見えることは、言葉や文章ではなかなか説明できないですが、それをごく自然に体験できます。
都心から離れた学校だからこそですね。
高尾山方面に沈む夕日
写真はススキ草原から見たものですが、普段、生徒たちは渡り廊下からこの景色を見ています。
実際の景色は、写真では表せない良さがあります。
センダングサ
この時期に草むらを歩くと、何種類ものひっつき虫がついてきます。
この植物もその一つです。
気づけばスカートやズボン、靴下についていて、あわてて取って捨てたこともあると思いますが、それがこの植物のねらいなんです。
来年、捨てたところから芽が出てきて、増えていくのです。
アキノエノコロ
夏から秋にかけて元気だった植物ですが、この時期には枯れてしまっています。
しかし、日に照らされていると、また違った美しさを感じることができます。
カシワ、コナラ、クヌギの落ち葉
雑木林の中では、落ちたばかりの葉の上を歩くことができます。
サクサクした音と感触は冬の到来を感じさせてくれます。
コブシのつぼみ
暖かくなる日を今か今かと待っている状態です。
毛におおわれていてコートでも着ているみたいに見えますね。
ウメのつぼみ
昨年の開花は早く1月10日の始業式でしたが、今年はどうでしょうか。
例年は2月の初旬に咲き始めます。春が待ち遠しいですね。
ボケ
いつもこの時期から咲き始めています。
何という品種かわかりませんが、早咲きの品種なのだと思います。