共立二中高の自然がいっぱい2 (177)
2021年6月2日
そろそろ梅雨に入るころとなりました。
この時期になると、学校内にはホトトギスの鳴き声が聞こえるようになります。
緊急事態宣言が延長されなければ、生徒は体育大会の練習で大忙しになるこの時期ですが、今年は静かな校内でホトトギスの鳴き声だけが響き渡っています。
コモチマンネングサ
道路わきの隙間などで咲いているのが多くみられます。
葉の付け根にむかごがあり、それを利用して増えるようです。
名前の「子持ち」はそこからきているのでしょうか。
ヒメフウロ
外国から入ってきた植物の中で、この花も最近よく見かけるようになりました。
花は小さいですが、かわいらしくて愛着がもてる植物です。
サンショウの実
この実を食べるとあまりにも強烈な味がして悲鳴をあげたくなりますが、後味がよくまた食べたくなってしまう不思議な実です。
ウナギなどにかける山椒の良い香りが口いっぱいに広がります。
フタリシズカ
源義経が愛した静御前とその亡霊が舞う姿に例えられた植物です。
雑木林の暗めの場所に生えることからもそのような印象を与えてくれたのかもしれません。
オオシマザクラのサクランボ
このサクラの葉は桜餅の葉となり、実は甘くておいしいので生徒たちにも人気の植物です。
中庭にあるこの木の実はただいま熟していて食べごろです。
クワの実
どうぶつ広場にあるこの植物の実もただいま食べごろとなりました。
セイヨウグワのマルベリーです。そのまま食べてもジャムにしてもおいしいと評判です。
生徒たちは自由に食べに来ています。