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2024年4月12日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (226)

2024年4月12日

菜種梅雨も終わり春本番となりました。

中庭では太陽の下、友人と仲良く昼食を食べる生徒の姿が目立ち始めていますが、生徒だけでなく多くの花も咲き始めて生き生きとした姿を見せてくれています。

春真っ盛りの学校内の生き物たちを紹介します。

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ハナカイドウ

中国から伝わってきた花で美人の代名詞として例えられる花です。

残念ながら雑木林の隅でひっそりと咲いているので、散歩で連れて行かないとほとんどの生徒たちは見ることができません。

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ウラシマソウ

花から延びる糸状のものが、浦島太郎がカメを助けたときに持っていた釣りざおの糸に似ているということからこのような名前がつけられました。

学校内にはこの花とよく似たマムシグサやミミガタテンナンンショウも見ることができます。

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シュンラン

緑色の花は葉の色と同化してしまい、よく探さないと見つけることができませんが、学校内には意外と多く咲いています。

雑木林の中などの日かげに咲く花のひとつです。

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クスノキの紅葉

紅葉というと秋を想像する人が多いと思いますが、常緑樹のクスノキはこの時期に紅葉します。

体育館のわきや前庭に生えたクスノキは普段見られる雄大な姿とは少し違った美しい姿になっています

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フデリンドウ

よく見て歩かないと踏んでしまう花ですが、東京都では絶滅危惧種に指定されています。

学校内では毎年生息域が拡大しています。