共立二中高の自然がいっぱい2 (227)
2024年4月19日
理科の授業では恒例の春の散歩が始まっています。
散歩から得られる知識や感覚は教室の中では得ることができない貴重な体験です。
東京ディズニーランドの半分弱の広さがある学校内での散歩は他校ではあまり行っていない特別な授業です。
卒業生に聞くと、理科の授業では一番思い出に残っているものの一つのようです。
そのような散歩で観察される生き物たちを紹介します。
ヤブレガサ
破れた傘のような形からその名がついています。
傘が開く前に摘み取っててんぷらなどにするととてもおいしい植物です。
ベニバナトキワマンサク
よく街路樹に使われている植物です。
高尾から学校までのスクールバス経路では、窓の景色の一つとしても観察することができます。
タラの芽
この時期になると、山菜としてスーパーでも売っているのをよく見かけます。
グランドや雑木林周辺などあちらこちらで見ることができます。
するどいとげがあるものもあるので、食べる前に安全のため切り取られてしまうものもあります。
タチツボスミレ
スミレの中ではもっとも一般的にみられる種類です。
散歩では、名前の由来や種子のできかた、種子を運ぶ昆虫の話などをします。スミレだけでも話題満載です。
ヒメスミレ
中庭の芝生の中をよく見ると濃い紫色の小さなスミレがたくさん顔を出しています。
花が小さいのでその存在に気づいていない生徒も多くいます。