共立二中高の自然がいっぱい2 (242)
2025年4月12日
学校内には10種類のサクラがあります。
ソメイヨシノは終わりに近づいていますが、他の種類のサクラは次々と咲きだしてきています。
新学期を迎え、学校内は花花花・・・花盛りです。
理科の授業ではこれから恒例の学校内の散歩が行われます。
自然に触れて季節を感じ、植物の名前やいわれの話を聞いて豊かな心を育んでいきます。
自然が持つ大きな力で心がさらに成長できる季節になりました。
ミズバショウ
ここは尾瀬ではありません。
学校内にもミズバショウが咲いています。
ビオトープでは毎年この花が咲いてくれます。
クヌギ
クヌギは冬の間枯れた葉を落とさずにいます。
そしてこの時期に新芽が出てきてやっと葉を落とすのです。
次の代に葉を譲っていく縁起の良い植物のひとつです。
ウメの実
ウメの花は終わってしまいましたが、花のその後は中学生の学習にとても良い教材となります。
写真のように、おしべのついためしべが膨らんで実になります。
中学1年生の理科の教科書に出てくる内容がそのまま観察できます。
アセビ
この時期にはきれいな花を咲かせますが、この木は毒をもつ植物です。
身近にある植物でも毒をもつものはたくさんあります。
それを知ることも大切な勉強です。
フデリンドウの花束
毎年たくさん顔を出してくれるフデリンドウですが、前庭ではたくさん束になって花を咲かせていました。
東京都をはじめ各地で絶滅危惧種に指定されている花ですが、学校内では最もたくさん見られる花のひとつです。
カエデの花
紅葉シーズンには注目される植物ですが、この時期には小さな花をつけています。
小さな花はすぐに落ちていき、種子をつけていきます。