« 本日は練習試合 | メイン | 明日から合宿 »

2009年7月24日 (金)

7.23 練習試合

雲行きがあやしい中、選手がウォーミングアップをしていると、雨が降り出してはやむ。そんな中で、八王子高校との練習試合に臨む。

試合は、レギュラー組と控え組の交互に25分×4本行いました。

1本目

試合開始とともに雨が強くなる。最初は足元で回せたが、気づけばグラウンドはかなりの水たまりに…。自然とサッカーが変わってくる。

雨の中でも右サイドから中央、中央から左ゴール前へうまくパスを回すなどところどころにうまい場面も見られる。

ただ、八王子の体力、キック力は共立よりもしっかりしている印象があり、押し込まれる場面も。お互いにいい場面、悪い場面の繰り返しで、最後のシュートもお互い打ちきれないことが多かった。

徐々に全力疾走もできないようなグラウンドになり、最終的には1-1で終了。

3本目

1本目よりもグラウンド状態は最悪に。その中でどのように動くか、ボールをもらうか、蹴るかを意識して動いていました。

ボールのもらい方を工夫することで、次の選手へパスをしっかり出せる。そういったことが出来ていた選手も徐々に出てきました。また、1本目よりも逃げの適当なパスがかなり減り、失敗しても味方を探してから出す、ということがかなり出来ていました。

2,4本目

控え組の試合。中学生が中心のため、戦術どうのこうのは求めずにただひたすらに自分たちからぶつかっていくということだけを求めました。

中学生が試合をすると、雨はなぜか弱まった時間が多かったのですが、それでもグラウンド状況は最悪でした。

そんな中この練習試合は手を抜く選手がほぼなく、それぞれがボールにチャレンジして、八王子高校もうまくはないが執拗なマークにやりずらさが見えました。そう感じさせただけでも控え組は合格点。得点も取ることができて、なかなかの試合でした。このような状況でも100パーセントの力を出そうと必死にやれていたので、よくやっていました。

特に控え組の気持ちというのが見えた試合で、FWで一生懸命動いた選手、DF/MFで常にボールに絡み、うまいボールコントロールからつなぎをする選手、サイドで上がり下がりを必死で繰り返し、チャンスでは突破をはかる選手。U-15の大会につなげられる試合だったように思います。

練習試合はレギュラー組、控え組それぞれで課題へ取り組めたと思います。気持の面でも必死さが徐々に出てきた選手もいるので、この気持ちを継続して合宿に入ってほしいものです。

ただ、八王子の方は25分×3または4本出ている選手がいたので、そういった面から行くとまだまだ共立は体力面では八王子に負けるかもしれません。

だからこそ、共立女子サッカー部がどういうサッカーで残りのリーグ戦を勝っていくのか、共立サッカーとはどういうサッカーかを自分達ではっきりと言えるように準備してほしいと思います。

そのために合宿は単なる時間が多い練習にならないよう、一つ一つ工夫して練習していってほしいと思います。そうしなければ8月後半の連戦を勝利することができません。そして、メンバーに入れる選手がより増えてほしいと思います。