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2010年2月22日 (月)

中学校大会終了 収穫は?

昨日は天候がいいかと思われましたが、風がやや強く、また日が陰る時間も長く、少し寒さを感じる中での試合となりました。

もちろん選手は動けば暑いですが。

さて、私は8時過ぎに駅につき先にグランドにいましたが、選手がなかなかきませんでした。

結局試合5分前に整列するまでに、アップといってもほぼ柔軟のみのアップだけで、試合に臨みました。

このあたり逆算して行動をしないといけませんから、時間に遅れる選手や行動がきっちりできないとこうなってしまいます。ですから、日頃の集会や教室移動、課題提出は厳しくいっています。ですが、まだ十分にできていない部分があるのだなぁと不安を感じさせながら試合開始になりました。

中学生は11人ですから先週と同じメンバーでの試合になりました。

相手は1試合目は渋谷区の広尾、2試合目は十文字Cでした。

1試合目は立ち上がりからいい形で攻め上がり、キャプテンがいい働きをしてくれていました。最後の大会ということを感じさせる気持の入りようでした。

ただ、点を取った後というのが、本当に集中力が欠けていました。とられても必死に取り返さない、パスは適当、中途半端に逃げるプレー。自分たちのペースになったからこそ、ミスを恐れずに色々なことにチャレンジしてほしかったですが、1試合目は4-0で勝利しました。

1試合目どこまで選手が納得したかはわかりませんが、2試合目は十文字C。10人しかいませんがアップのパス回し見ているとしっかりとつなげるチームだなぁと思いました。つなげられるということはうちはきびしいだろうと思いました。

試合が始まると先制したのは共立でした。右サイドからいいシュートがいきました。しかし、そのあとは予想通りの展開。疲れて動けない、パスを回され守備すらできない。センターバックの能力の高い選手でも一人ではパスを回されたら守れないという状況になり、あれよあれよという間に逆転され、結局1-4で敗退。

この試合で本当の選手の頑張りが見られると思っていた私にとっては残念な結果でした。

あきらかな体力不足、基本技術の低さ、プレッシャーの弱さが目立ちました。

この大会で中学生は何を感じ、何か課題を見つけられたでしょうか。ぜひ、今後に期待したいと思います。自分たちに厳しく。そして、日頃の行動を一つ一つしっかりとしてもらいたいものです。

なお、私はこの大会にはベンチに入らずに中学生が課題や普段の授業などで迷惑をかけてしまった責任を取りました。松本監督にすべてを投げ出す形になりましたが、練習もグラウンドにいくだけで指導も控えました。責任を取らずに試合に出るというのはおかしいので、だれかが責任をとらなくてはいけないので、スタンドでの観戦となりました。

ただ、正直頑張っている選手に声をかけられない、アドバイスできないというのが、こんなにきついとは思いませんでした。

今日からは復帰したいと思いますが、明日から試験前で部活がお休みになります。残念です。

ただ、この中学校大会は収穫も多かったと思います。中学生は各自でしっかりと反省し、今後につなげてほしいと思います。

また、昨日は土曜日に練習に来てくれた高3の先輩がわざわざ来てくれて、応援してくれました。本当にいいチームです。

さらには、今大会の一番の収穫は主審をやったO選手でしょう。

はっきりいって高校生で審判をやるというのは相当大変です。僕も高校のときなど審判に興味もなかったので、あれだけ審判をしっかりとやれるのは相当なもんです。試合後にはかなり厳しいことを要求しましたが、それだけ要求ができるのもすごいことです。だめならアドバイスすらできないので。あとは一つ一つのミスをどう改善していくかだと思います。ちなみにこの選手のルールブック(今シーズン版)はかなりの書き込みで3級の派遣審判くらいの勉強はしているようでした。本当にこうやって審判をやってくれる高校生や大会を運営してくれている他校の先生方がいることで試合ができるというのをもう一度考えてほしいと思います。

さて、次は高校選手権予選です。

しっかりと前を向いて次の目標に向かってほしいと思います。

昨年はうれしいことにゴールデンウィークがつぶれましたが、今年はどうなるのでしょう?楽しみです。