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2010年10月23日 (土)

学生時代の努力は意外なところで役に立つ

昨日は試験3日目。

午前中に試験が終了し、学校を昼過ぎに出ました。

校外での仕事に向かうためです。昼過ぎに学校を出て、電車に乗ることはほとんどないので、不思議な感覚でした。

いくつかの塾に回りました。本校での教育を伝えるために!なんて書くと格好いいのでしょうか?!

その中で、自分が高校時代、大学時代に頑張っていたことで役に立つことがあります。

塾に伺う中で、昔関わっていた塾の室長で覚えてくれている人などがいます。本当にありがたいことです。また、学校の教員をしていると喜んでもくれます。自分自身、大学時代は塾でいろいろなことを学びました。数値目標、目標達成のための手順、講師の育成、教室運営…、その中で今一番感謝しているのは人とのつながりです。軽い気持ちでやっていたらここまで覚えていてはくれないでしょう。そして、今はそういった人間関係でも助けてくれる場面がたくさんあります。

今の中学生、高校生にはぜひ、部活でも勉強でも習い事でも好きなことでもなんでもいいので、一生懸命になれるものを見つけて頑張ってほしいと思いました。

また、高校時代に通っていた地元で名の通った塾にも行きました(仕事とは関係なく)。すると、塾長は不在でしたが、事務の方がいて「坂田君、覚えてますよ!」と言ってくれました。

ちょっとびっくりです。中学、高校時代の先生によく覚えてもらっていて、友達にびっくりされますが、まさか塾の事務の方に覚えてもらっているとは…。いったいどのような生徒だったのでしょう?!

ただ昔から人と違う考えを持ち、塾に通っているのに「就職したい」といい、塾長室に呼ばれ、話をしたこともありました。

まぁ何にせよ、全力で何かをやっていけば、本気で一緒に考えてくれる人と出会えるものです。

人生を変える出会いに巡り合えるか合えないかは結局のところ、自分自身の行動ひとつで決まるのかもしれません。

昨日の帰りのHRで言ったことで「変えられるのは自分の行動」と生徒に伝えました。相手が自分の思い通りのことをしてくれたり、言ってくれるわけではありません。変えられるのは自分の行動です。それを受けて相手は反応してくるのですから、相手に対して、自分の行動を変えていくことが大切です。

それはサッカーも同じでしょう。相手に点を取らせてとお願いしても、入れさせてはくれないでしょう。ならば自分がうまく、強く、速く、なって点を取るしかない。変えられるのは自分のプレー。相手や味方のプレーを自分では変えられません。

自分自身の本気の努力が必要だなぁと塾を回りながら感じていました。

そして、その努力がいつか役に立つことがあるのだぁと思います。選手のみなさんも、サッカーに全力になることは当然直接的な影響はありませんが、どこかで役に立つはずです。

しっかり自分自身と向き合って頑張ってください。