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2010年11月 1日 (月)

試合に向けて

先ほど帰宅をしてから、色々と考えていました。

勝つためにどのような戦い方を選手に指示しようか。

今の状態は夏のいい状態からすると、60パーセントくらいでしょうか。

選手たちは今の自分たちの状態を確認することなく、試合に臨みます。

とにかく、試合の中で選手たちは自分たちの調子を自分とお互いともに確認して、それに合わせて動かなければなりません。

ある程度リスクを背負ってでも勝ちに行かなければなりません。

そのリスクを負うためには、練習の中でお互いに厳しくしているかだと思います。

何気ないパスにもメッセージを込めて、厳しい要求をする。

私自身、憲剛君の横パスを取れずに、とても怒られた経験があります。ですが、憲剛君の横パスは僕に合せるのではなく、このレベルでないと試合に出れないというものでした。

そういった、日々の練習の中でのチャレンジ、要求が、試合のときの苦しい場面でお互いの助け合いやリスクを背負ったチャレンジへと結びつきます。

もうなんだかんだ言っても明日一日の練習で終了です。

一日だけでも最後に気持ちを上げていければ必ず試合で生きてくるはずです。

今、選手たちは試合のことをどこまで考えられているかはわかりませんが、練習に来たら、各自アップをして、それぞれ練習をしている状況になれるように、私も頑張らないといけません。

不安と楽しみ、それぞれ入り混じった心境でしょうが、やるからには全力でいきましょう。