« 基本は走りこみとバッティングか?! | メイン | 明けましておめとうございます »

2010年12月31日 (金)

今年1年の振り返り

早いものでもう大晦日。

今年1年の振り返りをしておきましょう。

新年の目標として「挑戦」「闘争心」「競争」を上げました。

実際に出来たこと、できなかったこと、あります。

今年は新人戦で2回戦で文京学院に大敗。その中で個人で勝負出来た選手がいたり、でもチームとして全く何もできない。差を感じる大会でした。

その後の中学生大会、課題を出せないまま臨んだ大会でした。私がベンチに入らなかった大会でもありました。中学生の中でも、技術、メンタルと色々差がある大会でした。そこから、少しでも改善しようとした選手もいました。とくに課題の提出に関しては悪かった選手も少しはよくなったのではないでしょうか。

高3が卒業して、みな学年がひとつ上がり、選手権予選。

グループリーグでは1位になるものの、トーナメントの1回戦で久留米に惜敗。

高3は早々の引退となりました。希望として、推薦を狙う選手には残ってほしかったのですが、今年も一人も残りませんでした。

高3の進路決定者の話はほとんど聞いていませんが大丈夫なのでしょうか?特進のみなさんは最後の最後まで頑張ってほしいと思います。

そして、新チームになり要求はレベルアップ。

システム変更やサッカーのやり方自体を変えることで選手自身により高いレベルへの挑戦を求めました。それは現高2が望むことでもありました。

が、リーグ戦が始まると、いい試合にはなるものの得点が奪えず勝てない試合が続く。

それでも選手はよく頑張り続けました。

夏の合宿。今年の別の目標にあげた1日1回はグラウンドまで走るということがほとんどの選手ができました。とにかく、ダッシュ、12分間走、走るゲーム(サッカーのゲームではなくおにごっこのようなもの)。+基本という、ゲームが少ない合宿でした。

その成果を関東予選で発揮することはできませんでした。リーグ戦からメンバーが4,5人変わって臨んだ試合でした。経験としてはいい経験ができたのではないでしょうか。私は見れていないのが残念ですが。

その後、レギュラー変更も起こって、再開されたリーグ戦。残念ながら3部降格も自分たちが目指すサッカーが見えてきました。そして、自分たちで考えて動けるようにもなりました。

最後の12月には昨年はいけなかったトレキャンへ。選手よりも私自身がとても勉強になりました。たくさんの人が動いてサッカーをさせてもらっている。また、指導者として、U-18なんちゃって東京選抜(命名:小尾先生)のコーチをやらせていただき、監督の有賀先生からたくさんのことを教わりました。非常にいい経験でした。

とまぁ振り返ってみるとあっさりと書き終えてしまいますが、色々あった一年でした。大きなけがでいえば、GKが合宿でけがをして、治ったと思って出たリーグ戦で骨折、しかし、試合の最後まで出るという気合い。

最後のリーグ戦ではスーパーサブとなりつつあった中学生の試合前日、私が知らない間に骨折。こちらの試合展開では、最後に投入すれば1点取ってくれるという計算があっただけに悔しい試合となりました。

ただ、ここにきて、選手たちも意識が上がってきました。中学3年生はリーグ開幕ではレギュラーだった選手も数名変更があり、レギュラーを取りきれたのがこちらの予想に反し多くはありませんでした。しかし、中3を始め、高入生の成長は著しく、盛り返してきています。経験者もこのまま適当なプレーや練習への意識が低い状態がつづくとレギュラーを取れないかもしれません。

新年のミーティングで伝えるつもりですが、レギュラーに対しての選手の意識に足りない部分があります。短い時間、レベルが十分といえない練習の中で、単にうまいだけでは試合には出られません。60分意識を高く持ち続けられる選手、これが条件に加わると選手の入れ替えは激しくなります。言い換えれば、責任感を持てる選手です。試合に出るために、今以上の自分になろう、そして試合に出られることに感謝をして、出られない人の分、応援してくれている人のために頑張る。その気持ちがあるかないかで動きは変わります。

ちょっとうまくても傲慢なプレーで責任を取らないプレーヤーよりも、技術は低くても積極的に、一生懸命頑張れる選手の方が試合では明らかに重要です。というのも、リーグ戦でわかったと思いますが、僅差の試合だとひとつのミスで負けてしまいます。だからこそ、責任感というのが大切です。ミスといってもゴール前でのミスだけでなく、攻撃に行き、ここからという時に簡単に取られて追わない、そのせいで失点となる。何も失点する直前のプレーだけでなく、その前のプレーが重要です。先日のガンバVSエスパルスの試合でも交代で入った選手の中盤でのイージーミスで結局、最後には失点へとつながったシーンがありますが、失点直前には関わっていなくても、大きな責任はその前のプレーにあると考えます。だからこそ、どんなポジション、どんな選手でも責任感を感じられる選手に育ってほしいと思います。

それを新人戦で見られることを期待します。

そして、中3は選手権予選に向けてレギュラーを奪えるように、高校生は奪われないように頑張ってほしいと思います。

来年4月からは中学生は中3一人となります。リーグ戦の登録は高校生のみになります。

新入生がたくさん入ってくれることを願うばかりです。

高入生も今年のように複数入ってくれると嬉しいですね。二中生からの部活変更もお待ちしております。

また、高2には選手権が終わっても、推薦などの選手は残ってほしいと思います。今年は何人残り、合宿にも来てくれるのかを期待しています。

それでは、みなさんしっかりと今年を振り返り、来年に備えましょう。

よいお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。