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2012年4月23日 (月)

初戦敗退

インターハイ予選の1回戦

共立は共立会場で文京学院との試合でした。

結果は0-24でした。

ここまで大差がついたのは、私の責任なのですが、選手はよく頑張りました。

昨日はあまりの悔しさに、夢にまで試合が出てきました。

とりあえず、試合に至るまでの流れを書いておきます。

4月に入って、9人しかいないのは変わらず。ですが、高2のマネージャーを選手に変え、10人となりました。

高校の内部生(ブログ顧問クラス)が半強制的?!にサッカー部に入れられ12人となりました。

そして、練習試合で、サッカー部で一番足の速いDFが怪我で出場できない事態に。

8人となってしまいました。そもそも9人のうち、高校から始めた選手が半分。そして、GKは1月から始めたばかり。

そんな状況になっても選手が頑張ってくれていました。

そして、高入生が2名新たに入ってくれたので、試合自体には人数が揃いました。

試合が始まって早々崩されて連続して失点をしました。一番やってはいけない強豪相手への試合の入り方…。

正直、この時点ではこの試合は何も残らないまま終わってしまうかなぁと思いましたが、一人GKは必死に自分のやれることをやってくれました。

今まで前に出て、飛び込むことはできなかったGKが昨日の試合では果敢に前に出て、ボールに飛び込んでくれました。ファインセーブもいくつもありました。

全てがうまくいったわけではありませんが、かつてないセーブにベンチの中ではその話題ばかり。

それに徐々に他の選手も気づき、一人一人頑張るようになりました。

正直、崩されて何度も点を決められましたが、個々の勝負で最初は10回やったら11回負けそうな相手に、徐々に10回のうち2,3回は止められるようになった選手もいます。

また、初心者の高1も最初はどこにはしっていいかもわからなかったのが、試合が進むにつれて、とりあえず相手を追いかけていくようになりました。

先週のミーティングで「試合の中でも成長していくから、最後まであきらめるな」と伝えましたが、それを改めて選手が試合で見せてくれたように思います。

後半は相手がハーフタイムで確か5人ほど変更してきたので、選手には「もっと自分たちの力を試してこい」と伝えました。

相手も後半はメンバーが代わり、最初うまくいっていなかったと思いますが、同時に共立の選手もボールへの執着心が前半より強くなったように感じました。

結局、共立はシュートを一本も打てない試合でした。ですが、試合前日にGKに伝えたのですが、20点、30点取られようが、下を向くのでもなく、後ろを振り返るでもなく、次を止めるためにどうすればいいかを考えなさいと。それを選手はやってくれました。

私も自分自身24個も決められるのは初めての経験です。

2,3年前に自分の試合で0-3で負けた試合や前半2-2で後半0-4の計2-6で負けた試合でさえも、力の差を感じ、ピッチで何をすればいいかわからないような、苦しい試合を経験したことがありますが、それで苦しいのに、昨日の試合、ピッチに立っている選手はとてもつらかったでしょう。でも、最後まで頑張ってくれました。

本当に私の日々の指導力不足を実感しました。

こんな顧問でしたが、高3の生徒はよく頑張ってくれました。本当にありがとうございました。

また、応援に来てくださった保護者の方、OGのみなさんありがとうございました。

共立はまだまだこれからです!世の中には、自分たち以上に勉強もサッカーも頑張っている人が多くいることを実感できた一日です。他のチームを見習い、また頑張ります。

そして、試合会場が東京の西の果てで来づらく、いろいろ制限がある中で、運営に協力してくださった各チームの関係者、選手の皆様ありがとうございました。