厳しい現実
さて、今日からテスト返却となります。
サッカー部の選手はどうも考えが甘い。
テストが終わったら、なぜかテストの振り返りもしない選手が多い。
キャプテンは「あぁ部活だぁ~って感じがして、別にテストが終わったつもりはありません。」とキャプテン!でも、それが忘れているということでは?とも思いました。
今日も朝練をしたいと言いにきた生徒が何名かいましたが、私は「テストのやり直し、見直しが終わったらどうぞ!」と伝えました。
中学生はまだその意識は低いようです。
昨日は高校生の練習時間には出られたので高校生に勉強に対する考えを20分くらい話しました。
合っている問題でも、選択問題だからできたケースもあれば、十分にやったところなのに、間違えたケースもある。また、まったくやらなかったからできなかったものがある。それがなぜそうなってしまい、テストが終わって返却までに自分で理解しておく、または解説を聞いて理解できる準備をしておくことが、テストの振り返りである、ということを伝えました。
もちろん、完璧な振り返りはできなくても、それをするかしないかは大きな差です。
デットマールクラマーさんは、「試合終了の笛は、次の試合開始の笛だ」といっていたように、うちのクラスの名言集(?)には、テスト終了の鐘は、次のテストのスタートの鐘だ!とかいてあります。
終わってしまったことは仕方がない。たとえ0点でも仕方がない。でも、その後の行動は返られます。相手が止まっている勉強(私はよく生徒に数学は19世紀以前の勉強と言いますが…)で、自分の努力もできないのでは、相手が動くサッカーではとても大変なことです。勉強はやったらやった分だけ自分の力となり、それが蓄積され、成績は向上していくでしょうが、サッカーはいくら自分ががんばっても、相手がもっとがんばったら離される一方…。
そう考えると、勉強もしっかりと努力する姿勢を身につけてほしいところです。
まぁいきなりすべてはできないでしょうが、やりたいことをやるためにも、やらなければならないことを後回しにせず、がんばってほしいですね。