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2012年12月24日 (月)

高校リーグ最終戦

高校リーグ最終戦が、12月23日、共立女子学園八王子グランドにて行われました。

相手は日大桜丘。久しぶりの対戦になりました。

今回のテーマは点を1点でもいいからとる。そして、来季へつなげるでした。

私としては、新人戦を優先しようと考えていましたが、高2の要望もあり、中学生にGKをやってもらい、ディフェンスをやっている高校生をボランチに上げることで、少しでも形を作ろうとしていました。

そして、前日に私が雷を落とし、私はベンチに入らないということになりました。

試合が始まると、攻め込まれるものの相手もいつもよりうまく崩せないようで、耐える状況が続きました。

しばらくすると、1点は採られたものの、自分たちの形もできるようになりました。

FWの選手がやや下がり気味にはなったものの、そこからサイドが押し上げて、さらにそのリターンからチャンスも作れました。

一番の驚きは高校からサッカーを始めたメンバーでパスを回して展開できたことや、中盤でのプレスがいつも以上によくかかっていたことでした。

これは、中盤に高2のちびっこ副キャプテンが入ったからでしょう。みんな安心してプレスにいけるし、ボールを回せました。

ただ、前半はもう1点採られて、0-2で折り返し。正直、採られなくてもいい形の1点でしたが、それでも上出来の前半。

後半はいきなり相手に連続で点を奪われ、雰囲気が下がったものの、中盤以降は自分たちのサイドの展開もできてきました。

最後の最後には、サイドを突破し、折り返したところ、左サイドバックの選手が冷静に押し込み、点を決めることができました。

結局は1-8の完敗でしたが、内容としては及第点と思います。

ただ、点がここまで奪えないのは、練習内容を考えないとと思います。

実は、この試合の前までにいつもと違うことをしていました。

一つは、相手がフィジカルが強かったりするチームと戦う前はそういう対策を中心にしました。

ですが、今回は少しフィジカルの練習をした後は、ひたすらゲームで仕上げました。

そして、直前は展開の練習。

つまり、相手に合わせるのではなく、自分たちのいい部分を少しでも出そうということでした。

ゲームもいつもより長い時間やり、たくさんやることで、感覚を養う。

そうすることで、中学生大会にもつながる。

結果として大敗でしたが、選手たちの中にはよくがんばれていた人も多かったです。

でも、もっとサッカーについて勉強しないといけないし、不足していることも多い。

それをしっかりとみんなまとめて、ラスト3回の練習をしましょう。