新人戦 3決、決勝
昨日は新人戦の3位決定戦、決勝戦がありました。
この試合も高体連の先生方のご協力で、審判チームも高体連で組めました。ありがとうございます。
3決は、私は4審。決勝では、主審をやらせてもらいました。
いい試合でした。選手たちは試合に集中し、よくがんばれていました。
さすが、東京上位4チームの試合で、選手たちの集中はものすごかったです。それ以上に勝つというお互いの意識の強さがあった試合でした。
ただ、そういう時だからこそ、審判というのは選手にある意味では冷静さを持ってもらえるようなジャッジをしていかなければならないと感じました。
私自身のパフォーマンスもまだまだなので、もっと努力しようと思える試合でした。
そして、何より試合後にはどちらの監督もジャッジに対して一切何も言われません。
私自身、避けられたファウルなどもあったように感じています。もっと選手にもルールを理解してもらえるような日々の審判活動をしていこうと改めて感じました。そして、審判は選手が安心してプレーに集中するためには本当に重要な任務と感じました。
それは、今回は副審も4審も全部を審判資格保持者で請け負い、特に4審をそうしたことで、交代や様々な手続きがスムーズに。
なかなか、選手などはルールを知る機会が少ないかもしれませんが、きちんとそういうのを教えていってあげないと、東京都のレベルもアップしていかないとも感じました。そういう意味では主審に限らず、副審や4審のレベルをあげることで、選手は正しいルールの範囲でプレーしてもっとうまくなれるのではとも感じました。
審判が適当だと、選手も競技規則に則ってのプレーができません。
そういうふうに選手に集中してもらえるよう、私が選手以上にやっていかなければと決意させられる試合となりました。
試合後の石山先生にいくつかのジャッジの意図を伝えると、チャンピオンチームの監督とは思えない丁寧な対応をしてくださりました。
私自身、自分のジャッジが違えば認めていかないといけませんし、また逆に選手などにも気をつけてほしいことを伝えることで、より競技規則の中でのいい試合が増えてくれると思っているので、こういう対応をしてくださる、監督さんは本当にすごいなぁと感じます。だから、東京のチャンピオンになれるのでしょうか。
そして、飛鳥の金澤先生には怒られるかもしれませんが、これで私の飛鳥不敗神話が途切れたので、正直ほっとしています(すみません…金澤先生。)!このままそういう神話が続くと私が審判に入りづらくなるので…。
それでも金澤先生はとても爽やかに「これで負けたんだからうちはまだまだってことだよ」と。さらに「審判が一番近くで見てるんだから、絶対だよ」とおっしゃってくださいました(でも、これに甘えたら私の審判活動は終わってしまうので、もっと頑張りたいと感じています。)。だから、飛鳥はどんどん強くなっていくのですかね?!あぁいう強さを身につけたいものです。
向かうところ敵なしの飛鳥高校とは違い、向かうところ敵だらけの審判(私)に対して、試合後は敵とならないでいてくださる、各チームの監督、スタッフに感謝するとともに、次の大会では審判チームはもっと的確によりよいジャッジをしていけるよう工夫していきます!
監督や選手達に理解してもらうのではなく、審判を信頼してもらえるようにならないといけませんね。