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2014年4月25日 (金)

たまには審判のこともでも…。

さて、私は現在、全国と東京の高体連の名ばかり女子審判委員として、大会などお手伝いさせてもらっていますが、私が審判をちゃんとやるようになったのは、もちろん共立女子第二に勤めてからです。

ちなみにそれまでは地元で適当に審判をやるだけでした…。

本腰をいれたのは、確か3,4年前です。

それから気づけば審判活動が出来ないくらい、審判の雑務に追われていますが…。

どうやら勘違いされている方も多いので、私の審判失敗談もいくつか書いておこうと思います。

生徒や他の学校でこれから審判をされる方の励みになればと思います。

今でこそ、試合に平常心で臨める様になりました。

私は実は3、4年前から東京都のほうでも活動を始めましたが、実はそれまで競技規則というのをしっかり見ませんでした。

だから、主審として試合に入る時に、何かあったらどうしようという気持ちで試合に臨んでいましたが、競技規則テストを受けると、自然と競技規則を覚え(私はなんとなくなので、細かい文言をいつも間違える劣等性ですが)、それを試合で活用できるようになりました。やはり、競技規則をしっかり覚えておかないと審判はもちろんですが、選手やスタッフが損をすることがあります。

審判の判定を理解できずに無駄な警告やイライラが減りますから。

始めのうちは自分が試合開始のときにどこに立つのか。どこにいるのかわかりませんでした。

ロスタイム(現在ではアディッショナルタイム)のとり方ってどうやるの?とか色々わかりませんでした。

今でも覚えているのは、最初に主審をやったとき、PKをとったはいいが、どこを指すのかわからない…。はずかしかったです…。

それからというもの、試合を見る時に審判が何をしているのかも色々チェックしました。

まぁ始めは本当に右も左もわからずに、しかも前半後半が入れ替わった時の感覚もなれず逆をさすこともしばしば…。

そんな風に始めましたが、審判の魅力とは何なのかと聞かれれば、選手の力を100%出してもらい、その上で選手の技術向上に携われるということかもしれません。

選手がフェアなプレーで試合に集中し、ハードワークし、試合の中で成長するためには、審判が必要不可欠です。

だからこそ、審判をやる意義というのが、部活動を指導している教員である私はとても強く感じました。

自分は学校で選手に技術向上、精神力向上のために色々と課しますが、私自身はどうか?と思った時に、自分も頑張らないとと思い、審判を今でも頑張ろうと思っています。

うまくいくときもあればいかないときもあります。

だけど、私は東京都の女子サッカー部の顧問の先生のご協力もあり、失敗してもそれを受け入れてくれるチームばかりで、自分自身も次はしっかりやろうと思って、審判を続けられました。

以前にオフサイドを間違えてとったこともありました。実はそれがビックチャンスになりそうでした。副審があげたので信頼してあげました。しかし、試合後副審と確認したら、あれはとってはいけないものでした。それでよくないことではありますが、同じ東京の女子サッカーの指導する立場なので「あれはオフサイドではなかったです、すみません」と説明をしに行かせてもらいました。するとそのチームの監督は「どうせ、うちの選手じゃあのあと決められないかしょうがないよ!」と言って、負けた後でも責めるどころか、フォローしてくれました。

サッカーっていいなぁって思えました。その時にも、私ももっとやらないといけない!と思いました。

ぜひ、今選手として活躍している高校生にもいずれは審判にも興味を持ってもらえたらと思います。選手生命より審判生命の方が長いですから笑!おそらく!

インターハイ予選も始まり、審判のほうも色々動く中で、審判の魅力も伝えていきたいなぁと思います。

では、今日も頑張りましょう!

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