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2016年3月 6日 (日)

高校入学説明会

おはようございます。

本日は高校入学説明会です。

昨日は、内部進学者の説明会でした。

そして、J1第2節です。

もう地上波はやらないのが残念です。

なでしこも厳しいですね。

試合を通じて感じたのは、男子の2006年のW杯のときのようだということです。

期待されていながら、相手にプレスに行けず、相手に自由にやらせてしまう…。

当時は前からプレスに行きたい中盤と、引いて守りたいディフェンスラインの問題もあり、なかなかうまくいきませんでしたが、金曜日の試合は全体的にディフェンスが甘く感じました。

以前にフットサルの元日本代表の相根さんが言っていましたが、日本の距離が1.5メートルとしたら、世界の距離は50センチ、3倍は違うといっていました。つまり、日本選手は自分がプレスをかけていると思っても、相手はプレッシャーに感じていないのです。

それが、この予選で露呈されていて、チャレンジ精神を失っている王者の戦いになっているように感じますね。と書くのは簡単ですが、わかります。

行って抜かれるリスクもあるのですから。

共立の選手がいい例です。中途半端にいって、後ろ向きに追いかける。

なら、いかないほうがいい。そういう結論になるのです。

ですが、相手がそれで何もできない相手ならそれでいいですが、ミドルやスピードのあるドリブルができる選手は自由になってしまうわけですから。

中国の選手のミドルがいい例ですね。

まさに男子の2006年のオーストラリア戦のミドルと同じ光景でした。

人はいるがディフェンスになっていない。正直、共立そのものです。いるけどいない。

共立の選手への課題を感じました。行ってやられるならいいですが、いかないでやられるとなぜやられているかがわからないのです。

強い相手にリスクを犯してもディフェンスしないともっとやられるわけです。

そして、それを70分高校女子の場合は続けないといけないのです。

岡田監督が以前に言っていた、後半体力が落ちるから前半落とすのではなく、それをやり続けられるようにしていかなくてはいけないということです。

審判員も同じです。

後半疲れたからといって、走るのがおちていいわけではありませんし、交代がいるわけではありません。だから、つらいのもわかります。

また、信頼を得られていない試合だと、選手・ベンチときには、スタンドからの異議が止まりません。なおのこときついです。

でも、だからこそ、トレーニングし、フィジカル、テクニカル、メンタル、さらにはパーソナリティを鍛えていくのです。

どれがかけても挑戦者にはなれません。

チャレンジ精神と簡単に私もいいますが、チャレンジするためには本当にそれだけの準備をした人たちが言えることです。

私も毎回審判をやるとき、どんな試合でも調整していきます。調整していない試合なんてありません。

東京の女子のレベルは年々上がっています。私のフィジカルは年々落ちていきます。それでも審判の質を下げないためには、様々な要素で補っていくのです。

なぁんて書いていますが、まだまだ私も不十分すぎて情けなく、周りからご指導いただくばかりですが、そのご指導があるかないかが本当に大きいです。

とりあえず、しっかりとトレーニングして、勉強して、審判員としてチャレンジし続けられるようにしたいと思います。

共立の選手は、来年度のシーズン、本当の意味でチャレンジする準備ができているのでしょうか?

このテスト前もきっと勉強だけになっているのでしょうね。そうさせている、顧問の責任ですが。

テスト前でも部活ができるサッカー部を目指します!

ということで、今日の説明会ではひそかにサッカー部をアピールできないか考えていた顧問でしたが…、なんのアイデアも思い浮かばなかったので、入学後の選手のアピールに期待しています。