皇后杯2回戦
皇后杯2回戦が5月4日に行われました。
夜中の雨でぬれたグランドを朝から飛鳥高校の生徒さんが泥だらけになりながら、整備してくれていました。本当に感謝です。グランド提供だけなのに…。
さて、相手は吉祥女子さんでした。
昨年の夏、8人で戦い0-5の相手でした。
私は選手に実力は2:8,勝つ可能性は4:6ということを伝えました。
今のチームになってから約2年近くになります。昨年高校3年生がおらず、その上の先輩も一人しか最後まで続けなかったため、今のチームで長くやっています。
その集大成であると臨んだインターハイ予選と皇后杯予選。
インターハイ予選は0-1で東京成徳さんに敗れたものの、狙ったサッカーと少しだけ自分たちらしくやろうという部分が見えた収穫の多い試合でした。
インターハイ予選に続き、皇后杯の2回戦の相手も格上です。
私が実力は2:8,勝つ可能性は4:6と伝えたのは、選手の可能性を最近は感じられたからです。
しかも、先制点をあげたらと言うのが、内心思っていたのですが、それを伝えるときっと点が取れないときに焦ると思ったので、言うのはやめました。
スタートから共立は狙い通りのサッカーをできました。無理をしないで、複数で守備をして、取ったボールを再度、中央の空いているところに最短で回して、ゴールへ行く。
開始10分過ぎぐらいまでに、何度か決定機が!しかし、決められず…。
その後、前半は一進一退。
後半に入ると、何度かチャンスは作れそうなものの、前半ほどの決定機が作れず、終盤になると完全に崩れて、相手の攻撃をなんとか防ぐのが精一杯。
自分たちのチャレンジが出来ずに、試合終了。
0-0のままPK戦へ!
PKの練習を今回はしていませんでしたが、PKの順番もGKの変更もすべて、選手が決めていました。インターハイ予選でそのイメージはできていたので!
ただ一つ、高3のキャプテンが1番か5番か、高2のキャプテンが1番か5番かはどちらにするのかなぁと思っていました。
私はPKの順番は至ってシンプルな考えです。決める可能性が高い選手から蹴れば良い!気持ちの強い選手から蹴れば良い!
もちろん、5人目とか重要というのもわかりますが、5人目まで行かなければ意味がありませんから!
そして、GKをかえるに当たって、この選手なら5本中2本はとめると確信していました。
すると、予想はほぼ的中。
しかし、こちらの誤算は2人目と3人目がはずすという…。でも、思い切って蹴った結果だから言いキックでした。
5人目で同点。
6人目で共立が止め、最後共立が決めて何とか勝利。
トーナメントですし、勝負事だから勝つことは大切です。次の相手にチャレンジできるわけですから。
しかし、試合内容としては自分たちのチャレンジしたかったことができたのは、あくまで前半のみ。
後半はディフェンスは疲れてばらばら、オフェンスも出たところ勝負。ルーズボールを取りに行く気力すら残っていませんでした。
だからこそ、選手達には次の目標をしっかり見定めてほしいと思っています。
そして、自分たちがどれだけの努力をしてきたか、その結果がどうだったのか、それを確かめられるのは本当に幸せなことです。
おそらく、吉祥女子さんが勝ち上がった方が、次の相手とも良い勝負ができるのでしょう。
ですが、今回勝利できたことに感謝し、勝ち残った責任を感じながら、8日の試合頑張ってほしいです。
8日は十文字大学で9時半キックオフです。
会場の注意事項がありますので、保護者の皆様、お子様よりご確認ください。
また、OGの方は顧問までお問い合わせ下さい。
次は東久留米総合との戦いです。
頑張りましょう!