今後に向けて
先日の試合を踏まえて、今後に向けてどうするか考えてもらいました。
しかしながら、今のサッカー部にはもっと上を目指したいという強い思いを持っているのは高校2年生だけ。
主力にこれからなっていくであろうメンバーも気持ちはあっても行動できないという反応でした。
せっかっく、高校から始めた選手や中2の目つきが変わり始めた夏だったのに、残念です。
今までなら、それでも文武両道という中で、厳しさを求めてやってきましたが、今のメンバーでは厳しいようです。
今度の試合相手に関しても、先日の練習試合でコテンパにやられ、勝てないと思うという本音を口にする選手が…。
2部リーグに復活して、さぁ今年はという年に、頑張りきれないというか、頑張ろうとしない選手がいる中で、上昇志向を持ち続けて頑張ろうという雰囲気が出ませんでした。
とにかくやるんだという思いが、個人ではもっていても、今のチームでは浸透させることができないというのが、本音のようです。
そうであるならば、無理をしないでやろうという風になりました。それでも、最後はもう一度やろうという風に今まではなりましたが、今回はそうはなりませんでした。
今日も、忘れ物があるのに、その反省をしないので、練習中私が走りました。
忘れ物や、遅刻、補習や追試にかかると走ることになっています。
もしかしたら、罰ランと捉えられるかもしれませんが、うちの部活ではこの走りが本来意外にもチームの和をよくするものでもありました。先日も罰ランの記事がネットにでていました。罰ランをなくそうと。
ただ、うちの選手が走るのは、単に失敗したから走れ、シュートを外したからなどというのではなく、自分がチームに対して責任や役割を果たせなかったことに対して、自分は次はそうしないという意味や、チームメイトへの姿勢を示すという意味では、罰ランとは違う何かがあるようにも思います。その姿勢を見て、チームメートもまた一緒に頑張ろうという風になっているのも事実。何かを忘れたり、練習にでれなければ、チームに迷惑をかけている。だからこそ、その責任をまずは果たしてから練習をする。そして、この走りはそもそもが顧問からきめたものではなく、自分たちで決めたものです。
残念ながら、今はそういうことも厳しくはやりませんが、私自身は以前の先輩達が決めたものを忘れないためにも、今日は自分が走りました。
これからの試合はいったい、どれだけ良い試合になるかわかりませんが、しばらくは楽しければいいというサッカーになると思います。
その中で、うまくいかないことがあったときに、また上昇志向がでてきたら、そのとき、またみんなでチームに対して厳しくやってほしいと思います。
顧問としては、先輩方が作ってくれたサッカー部の方針を変えることは非常に残念ですが、しばらくは選手の好きなように頑張ってもらう姿勢を見守りたいと思います。
しばらくは悪い意味での常笑志向という風になるのかもしれませんが、仕方ありません。
選手のみなさんで頑張りましょう!
私は与えられた審判をしっかりやりたいと思います。
それでは夏休みの課題も、自分でしっかりやってください。
とりあえずは、次の試合がどうなるのかを見守りたいと思います。