春合宿で手に入れたテングサから、ところてんを作りました。
テングサを洗い、酢を入れて煮詰めます。
40分以上煮詰めると、水がトロトロになっていきます。
テングサをこして、トロトロだけを抽出します。
一晩、冷蔵庫で冷やします。
次の日、ところてん突きで押し出して食べました。
青葉展期間のため、体験入部の1年生も参加しました。
部活ではところてんを、きな粉と黒蜜で食べるのが流行っています。
ところてんを食べて満足した後に、外に出て野草を食べる会の材料を採りました。
サクラの木の下では、花びらが散ってきれいでした。
サクラの花びらを捕まえて遊んでいます。
タチツボスミレを採ってきて、砂糖漬けにしました。
上手く漬かったらケーキでも作りたいですね。
4月22日(土)に行う野草を食べる会に向けて、植物採集を行っています。
当日はオープン企画として行い、部員以外も参加できます。
今回のメニューの予定は、タケノコ・アミガサタケ・ツクシを使った煮物、ノビルの餃子、山菜の天ぷら、オオシマザクラの葉を使った桜餅です。
採れる植物によってはメニュー変更もありますが、美味しい企画に向けて頑張っています。
餃子用のノビル採りです。餃子は250個を目標に作ります。
ノビルによく似た毒草です。見分け方も教えてもらいました。
ヤブレガサを採りました。若芽を天ぷらにすると美味しいです。
ユキノシタも採りました。これも天ぷら用です。
サクラが咲く陽気の良い日は採集も気持ちよく行えました。
3日目は、みんなが一番楽しみにしている日です。
まず、岩場で海そうや貝類を採ってみそ汁を作ります。
それとは別に、譲って頂いた伊勢えびを使ったぜいたくなみそ汁も作りました。
伊勢えびのからだは硬く、料理するのは大変でした。
ヒザラガイやタマキビガイなどでだしをとり、そこに岩のりやアオサを入れて作ったみそ汁は野外研究部の伝統料理です。
前日に釣ったメジナも開いて塩焼きにしました。
前日に行ったアジの開き体験がここで活かされました。
食後は、海の不思議な生き物たちを観察しながら、潮風に吹かれて気持ちよく遊びました。
海の生き物たちとのふれあいと、海の幸でおなかもいっぱいになって満足した一日でした。
4日目はイチゴ狩りです。
155個食べた先輩に熱いまなざしも。
3月28日から31日まで、伊豆下田の須崎で合宿を行いました。
合宿期間中は天気にも恵まれ、いろいろな体験をすることができました。
今回はその前半を紹介したいと思います。
1日目は干潮時間にもかかわらず、波が高かったために、あまり海に近づくことができませんでした。
しかし、その波の影響で、ところてん作りには欠かせないテングサがたくさん流されてきました。
学校に帰ったら、このテングサを使ってところてんを作りたいと思います。
何回も洗って干してを繰り返して、1年後には美味しいところてんに変身します。
2日目は、爪木崎までの自然観察です。
雑木林の中は学校周辺とは違って常緑樹が多く、見たこともない木もたくさんありました。
雑木林を抜けると、ハマダイコンの群落がありました。
途中で水晶探しもしました。
誰が一番大きくてきれいな水晶を採れるか競い合いました。
きれいなサクラガイも拾うことができました。
爪木崎で昼食です。
帰り道で、アジの開き体験もしました。
開いたアジは、お土産として家に持ち帰りました。
3月も近づいてきました。
そうです、もうすぐひな祭りです。
1階の玄関ホールには7段飾りのひな人形も飾られています。
野外研究部ではこの日のために、春から塩漬けにしておいたオオシマザクラの葉を使って、桜もちを作りました。
5月に採って塩漬けにしておいたオオシマザクラの葉は香りが良く、葉だけで食べても美味しくなっていました。
小麦粉、白玉粉、砂糖、食紅を混ぜて生地を作ります。
フライパンで焼きます。
もちろん活動場所は調理室ではなく実験室です。
ここまでできると早く食べたくなってきます。
できあがりました。
桜の葉の香りと、あんこの甘みがうまくマッチして、美味しい部活動となりました