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2009年12月 5日 (土)

高3 化学Ⅱ・生物Ⅱ DNAの抽出

普段は別々で授業・実験を行っている化学選択者と生物選択者が、合同で実験を行いました。

今回使うのは、ブロッコリーですsign01

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生物の設計図でもある遺伝子は、DNAと呼ばれる物質に書き込まれています。

DNAはビデオテープのようにとても長いもので、これらにたくさんの番組が録画されているように、DNAにたくさんの遺伝子が保存されています。

そのDNAを取り出して、観察するのが今回の目的です。

 

普段の実験では、教員の演示実験とともに、実験方法の詳しい説明がありますが、今回は違いました。

大学での実験の雰囲気を感じとってほしいということで、教員は実験の注意点と手順の簡単な説明をしたのみです。

つまり、溶液も自分たちでつくらなくてはいけません。

まず最初にやることは、話し合いですpencil

ここでしっかり準備しておかないと、あとでつまずいてしまいますからね。

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手順を確認したら、実験開始です。

ブロッコリーを細かくすりつぶしましょう。

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洗剤と食塩水を加えて、タンパク質とDNAを分離します。

続いて、DNAが溶けている溶液にエタノールを加えて、DNAを沈澱させます。

この白い沈澱物がDNAですflair

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実験成功です。やったねhappy02

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実験はこれでおしまいですが、レポート作成も忘れずにsign03