高3 化学Ⅱ・生物Ⅱ DNAの抽出
普段は別々で授業・実験を行っている化学選択者と生物選択者が、合同で実験を行いました。
今回使うのは、ブロッコリーです
生物の設計図でもある遺伝子は、DNAと呼ばれる物質に書き込まれています。
DNAはビデオテープのようにとても長いもので、これらにたくさんの番組が録画されているように、DNAにたくさんの遺伝子が保存されています。
そのDNAを取り出して、観察するのが今回の目的です。
普段の実験では、教員の演示実験とともに、実験方法の詳しい説明がありますが、今回は違いました。
大学での実験の雰囲気を感じとってほしいということで、教員は実験の注意点と手順の簡単な説明をしたのみです。
つまり、溶液も自分たちでつくらなくてはいけません。
まず最初にやることは、話し合いです
ここでしっかり準備しておかないと、あとでつまずいてしまいますからね。
手順を確認したら、実験開始です。
ブロッコリーを細かくすりつぶしましょう。
洗剤と食塩水を加えて、タンパク質とDNAを分離します。
続いて、DNAが溶けている溶液にエタノールを加えて、DNAを沈澱させます。
この白い沈澱物がDNAです
実験成功です。やったね
実験はこれでおしまいですが、レポート作成も忘れずに