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2013年5月

2013年5月20日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (28)

2013年5月20日

5月の下旬に入ると、「暖か」というよりは「暑く」感じられる日が多くなります。

これから植物たちや昆虫たちにとって、華やかな時期になっていくんですね。

「昆虫はちょっと・・・」という方もいるでしょうが、みんな自然の中の一員です。

仲良くしてあげてください。でも今回は、昆虫ではありません。貴重は花たちをご覧ください。

 

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キンラン

旧校舎の跡地には畑があります。その北側にある雑木林で観察されます。

高校1年生で教えている生物基礎の教科書では、「絶滅が心配されている野生生物」として紹介されています。

 

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ギンラン

キンランと同じようなところで生育しています。

二つが一緒に咲くなんて縁起がいいですね。

 

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フタリシズカ

とてもかわいらしい名前ですが、いわれには意味深いものがあります。

調べてみてください。歴史の勉強にもなりますよ。

 

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ササの花

タケの花ほどではないといわれていますが、なかなか見る機会が少ない花です。

あまりにも地味なので、咲いていても気づくことが少ないようです。

2013年5月 8日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (27)

2013年5月8日

5月に入りました。

気候的に今が一番気持ちのよい季節ではないでしょうか。

学校内では生徒はもちろん、生き物たちも皆、生き生きとしています。

そんな春真っ盛りの自然をお届けします。

 

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ジュウニヒトエ

園芸用で紫色の花が咲くものがありますが、学校に生えてくるものは日本固有種のものです。

花の状態を十二単に例えて命名されたといわれています。

 

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エビネ

昔、本校にいた生物の教員が種子を培地で培養して育てたものが何ケ所かに植えられています。

花が咲くまでに数年かかりますが、今年もきれいな花をつけました。

 

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ジシバリ

地面を覆いつくすように咲くのでこのような名前がついたといわれています。

多くの生徒はこの花をタンポポと間違えているようです。

 

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コメツブツメクサ

中庭などあちらこちらで小さく黄色い花が咲いています。

気に留めてくれるような花ではありませんが、黄色く染まった地面はきれいです。