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2013年9月

2013年9月21日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (35)

2013年9月21日

「暑さ寒さも彼岸まで」と昔の人は上手いことを言ったものです。

すっかりと秋らしくなり、さわやかさを感じるようになりました。

学校では先日、文化祭が終わりましたが、この後にも修学旅行や定期考査、保護者面談と行事が続いて忙しい時期になってきます。

でも、自然を感じ、心落ち着く環境の中で過ごすことで気持ちも穏やかになってきます。

このような環境に感謝したくなります。

 

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キアゲハ

アゲハの中では代表的な種類で、どこにでもいて誰もが知っていますが、こんな風景も大切にしたいものです。

のどかな中庭での一枚です。

 

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ホコリタケ

頂部からほこりのように胞子が飛び出すことからこのように呼ばれるようになりました。

食用にもなり、汁物の料理にとても合う味とのことです。

 

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ヒガンバナ

お彼岸が近づいたことがわかるかのように、この時期になると突然花を咲かせます。

葉は花が終わった後に出てきて、来年の開花のための養分を蓄えます。

 

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ツルボ

草刈をした後、知らないうちに伸び始めて花を咲かせます。

春咲きや秋咲きなど多くの種類があるようです。

2013年9月 7日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (34)

2013年9月7日

夜になると虫の音が聞こえ始め、秋の気配が感じられるようになりました。

猛暑の夏からまた季節のページがめくられたようです。

2学期もスタートして、生徒たちは今、来週末に行われる白亜祭に向けて一生懸命になっています。

ということで、この時期は生徒も自然観察どころではないようです。

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オオイヌタデ

イヌタデという通称「アカマンマ」よりも大きめで、穂が白っぽいのが特徴です。

この時期、空き地などではとても立派に咲き誇っています。

 

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ツリガネニンジン

根の形が朝鮮人参に似ていることからこのような名前になったといわれています。

花の形を見ていると、かわいらしい鐘の音が聞こえてきそうです。

 

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モンキチョウ恋の季節

はねが白いのでモンシロチョウと思ってしまう人もいるようですが、メスはこのような色をしています。

黄色いオスが求愛中。恋の季節真っ最中です。

 

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アリジゴク

この穴に虫が落ちてしまうとなかなかはい上がれません。

それだけでなく、中から砂をかけられてどんどんと中心部に吸い込まれて食べられてしまいます。

こんな時代を2~3年過ごして成虫になると、幼虫時代とは想像もつかないウスバカゲロウという弱々しいトンボのような姿になります。