共立二中高の自然がいっぱい2 (34)
2013年9月7日
夜になると虫の音が聞こえ始め、秋の気配が感じられるようになりました。
猛暑の夏からまた季節のページがめくられたようです。
2学期もスタートして、生徒たちは今、来週末に行われる白亜祭に向けて一生懸命になっています。
ということで、この時期は生徒も自然観察どころではないようです。
オオイヌタデ
イヌタデという通称「アカマンマ」よりも大きめで、穂が白っぽいのが特徴です。
この時期、空き地などではとても立派に咲き誇っています。
ツリガネニンジン
根の形が朝鮮人参に似ていることからこのような名前になったといわれています。
花の形を見ていると、かわいらしい鐘の音が聞こえてきそうです。
はねが白いのでモンシロチョウと思ってしまう人もいるようですが、メスはこのような色をしています。
黄色いオスが求愛中。恋の季節真っ最中です。
アリジゴク
この穴に虫が落ちてしまうとなかなかはい上がれません。
それだけでなく、中から砂をかけられてどんどんと中心部に吸い込まれて食べられてしまいます。
こんな時代を2~3年過ごして成虫になると、幼虫時代とは想像もつかないウスバカゲロウという弱々しいトンボのような姿になります。