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2014年9月22日 (月)

高校3年生 生分解性プラスチックの合成①

2学期はじめに、高校3年生の化学演習選択者は生分解性プラスチックの合成を行いました。

プラスチックとは、合成高分子化合物を主成分として、さまざまな添加物を加えたできたものをいいます。

軽い、腐食しにくい、成形・加工が簡単などのメリットがあり、日常でもたくさんの製品が見られます。

が、たくさんありすぎて、処分に問題があります。

そこで、焼却などをせず、土中で微生物によって分解できるプラスチックがあると良いですよね。

そのようなものを「生分解性プラスチック」といいます。

 

今回の実験では、牛乳を原料としたプラスチックを合成しました。

 

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まず、温めた牛乳に食酢を入れ、生じた固形物をふきんに集めます。

 

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何度か水で洗いながら、ふきんでこしてしぼります。

これはカッテージチーズといわれているものです。

 

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適当な大きさに分け、形をつくります。

 

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硬くなるまで、レンジで何度か加熱します。

水分がなくなったのを確認し、完成です。

見た目はプラスチックに見えませんが・・・。

 

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さて、今度は屋外に行きました。

 

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穴を掘り、土の中に埋めてみました。

 

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埋めた場所を忘れないように、目印を付けておきました。

何日か経ったら確認したいと思います。

乞うご期待。