共立二中高の自然がいっぱい2 (55)
2014年9月20日
「秋」という季節はなぜかさびしさを感じてしまいます。
うるさいほど鳴いていたアブラゼミや嫌なほどたくさんいた虫たちも、ほとんどその姿を見ることがなくなりました。
でも、学校では夜になるとアオマツムシの声が響き渡り、秋の花たちが咲き誇っています。
秋には秋の良さがあり、またそれを肌で感じることが大切なんですね。
皆さんも身の回りにある小さな秋を見つけてみてはいかがですか。
「エノコ」とは子犬のことで、その「尾のような草」という意味からこのような名前で呼ばれるようになったといわれています。
「ネコジャラシ」として親しまれている秋を象徴する植物のひとつですね。
茎を縦に割ると蚊帳をつったような四角形になるので、このように呼ばれるようになったようです。
昔、子供たちが行った遊びからついた名前です。
6月から9月ごろまで咲いている花期の長い花です。
名前は「梅雨」ではなく、午前中でしぼんでしまうので、咲いている時間が短い「朝露」のようだという意味のようです。